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【プロ野球】

西武連覇 最大8.5差逆転!!

2019年9月25日 紙面から

パ・リーグ優勝を決め、胴上げされる西武・辻監督=ZOZOマリンで(平野皓士朗撮影)

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 パ・リーグで24日、西武が2年連続23度目(前身の西鉄時代を含む)のリーグ制覇を果たした。優勝へのマジックナンバーを「2」として臨んだロッテ戦に12−4で勝ち、2位ソフトバンクが楽天に2−4で敗れたため、優勝が決まった。就任3年目の辻発彦監督(60)は、チームを1997、98年以来の連覇に導いた。

 歓喜の輪が広がった。選手たちの手で辻監督が再び10度、宙に舞った。開幕から首位を守り続けた昨年と違い、ソフトバンクとの最大8・5ゲーム差を逆転した。「選手たちの頑張りに私たちがびっくりするくらいだった」。優勝監督インタビューで選手をたたえた。

 平成、令和と時代をまたいで連覇。それでも「今年は苦しくなかったよ。プレッシャーは昨年と比べたら天と地ぐらい。全然、苦しくなかった」と振り返る。今季142試合目は快勝。2回に一挙5得点など大量12点で圧勝した。

 涙からの再出発だった。昨年10月21日。リーグ優勝を果たしながらCSファイナルステージでソフトバンクに屈し、日本一への道は途絶えた。「悔しいです。ここで今シーズンが終わるとは考えていなかった」。大観衆の前で泣いた。

 オフには主力の菊池(マリナーズ)、浅村(楽天)、炭谷(巨人)が抜けた。今季は勝率5割前後をうろつき、夏場を前にソフトバンクの背中は遠ざかった。「8月に入るころまではAクラスとしか考えられなかった。上より下を見ていた」。一つの決断が流れを変えた。8月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)、不振の山川を2年ぶりに4番から外した。「我慢した。山川だけは絶対にずっと代えないつもりだったから」。これが吉と出た。代わって4番に入った中村が勝負強さを発揮し、130試合目で初めて首位に立った。

 戦いは続く。CSを勝ち抜き、11年ぶりの日本一を目指す。「日本シリーズに連れて行ってあげたい。特別だよ。日本中でその1試合しかやっていないからね」。指揮官は誓った。 (小畑大悟)

優勝インタビューを終え、スタンドの声援に応える西武・辻監督(平野皓士朗撮影)

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