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【プロ野球】

福浦が球界唯一2000本ジャストで現役引退 遅刻常習犯が練習の虫となり、家族の手紙に涙…

2019年9月23日 21時44分

◇23日 ロッテ6−1日本ハム(ZOZOマリン)

ナインに胴上げされる福浦

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 今季限りで現役引退するロッテ・福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)が23日、ファンの大歓声に包まれながら26年間の現役生活に別れを告げた。最後まで涙は見せなかった。ただ、目頭を熱くさせる一幕はあった。 「眠れちゃったんだよね」という前日から一夜明け、自宅を出る際に妻と中学3年、小学5年の息子から、それぞれ手紙を渡された。球場でその文面を読んだ福浦は「ウルッときた」と感慨深げ。長年サポートしてくれた伴侶に感謝し「野球しかやってこなかったので、子どもたちと遊ぶこともできなかったから」としみじみ語った。

 そんな福浦はプロ入り直後に当時の山本功児2軍打撃コーチ(故人)の進言で打者に転向。やがて遅刻の常習犯だったやんちゃな若手は、後輩たちに背中で語る練習の虫となった。1年ぶりの1軍戦は、遊ゴロ、投ゴロ、右飛、捕飛の4打数無安打。球界唯一の通算2000安打ジャストで現役を終えた。

 努力の汗を惜しまなかった苦労人。大詰めのCS進出争いの中、お膳立てされた晴れ舞台に「大事な試合に出させてもらって感謝です」と頭を下げた。「長い間、現役をできて悔いはない」。わがプロ野球人生に一片の悔いなし―。これからは若手の指導にまい進する。(小林良二)

 

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