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【プロ野球】

西武、ロッテに完敗もM8に ソフトBも“お付き合い”黒星

2019年9月17日 紙面から

西武−ロッテ 6回表無死満塁、ロッテ・清田に適時打を浴びた西武・本田(右)=メットライフドームで(安藤由華撮影)

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◇ロッテ9−3西武

 ロッテが連敗を3で止め、西武戦の連敗も8でストップした。1−2の6回に清田の適時打で追い付き、田村の勝ち越しの2点適時打などで6点を奪い逆転した。石川は7イニング3失点で自身4連勝で7勝目。西武は連勝が3で止まった。

   ◇

 3日続けてのミラクルは起こせなかった。6点を追う9回。西武は2安打で2死一、二塁のチャンスをつくったが、12球団打点トップの中村が右飛に倒れ、本拠地は大きなため息で包まれた。連勝は3で止まったが、ソフトバンクも敗れ、マジックは「8」に減った。

 ロッテキラーで必勝を期したが6回に暗転した。先発の本田は試合前まで今季ロッテ戦で4戦4勝、防御率1・67。相性通りに5回までは1失点にしのいだ。1点リードの6回、先頭のマーティンに右前打を浴びて以降、4安打2四球と大きく崩れ、5イニング1/3、6失点でKO。「調子は悪くなかった。先頭打者を出してしまい、その後も打たれて、相手の流れにしてしまった」と悔やんだ。

 6回に本田が浴びた4安打のうち3本がファーストストライクを打たれたもの。辻監督は「積極的に打ってきたところで安打にされた。(相手が)打ってくるなら、もっと勝負球を厳しいところにいかないと」と注文をつけた。救援陣も粘れず、得意のロッテ戦の連勝も8でストップだ。

 幸運も重なった2試合連続延長サヨナラ勝ちで、ソフトバンクを逆転してのマジック点灯までこぎ着けた。いったん足踏みとなったが、天王山の2連戦から始まった本拠地6連戦を4勝2敗で勝ち越し。指揮官は「上出来でしょ。目指すところがあるから選手も必死にやっている」と大きくうなずいた。残り8試合。2年連続のてっぺんを目指して加速する。 (小畑大悟)

◇日本ハム7−2ソフトバンク

 8回表無死、雨でコールドゲームとなった。日本ハムは3回に近藤の適時打で先制し、4回に清水の2ランで加点。6回は近藤の2点三塁打など5連打で一挙4点を奪った。金子が7イニング1失点で7勝目。ソフトバンクは投手陣が崩れた。

   ◇

 流れに乗りかけたところで水を差された。ソフトバンクは6点を追う8回、先頭・明石からの3連打で1点を返したが…。直後に雨が強くなって試合は中断。そのままコールドゲームが宣告された。先に西武が敗れ、首位奪回、マジック再点灯の好機を迎えながら、お付き合いの黒星。5位の日本ハムを相手に痛恨の2連敗を喫した。

 雨は不運。ただ、試合運びは拙かった。中11日で先発したミランダは4回途中3失点で降板。8安打、2四球と安定感を欠き「際どい所を狙いすぎ、自分を苦しめた。もう少し大胆に投げるべきだった」と悔やんだ。

 2点ビハインドの6回1死一、二塁、工藤監督は通常ならリード時に登板する甲斐野を投入した。3連戦で3連投。前日15日の日本ハム戦で4失点で黒星を喫したルーキー右腕の起用を、工藤監督は「早く悔しい思いを晴らさせてあげたかったので投げてもらった」と説明した。だが、結果は近藤の2点三塁打など3安打で3失点。甲斐野は「チームに迷惑をかけた」とうなだれた。

 だが、問題は試合がつくれない先発陣だ。直近10試合で先発が白星を挙げたのは千賀の2試合だけと救援陣に負担がかかっている。

 マジックを8に減らした西武とは依然1ゲーム差。我慢比べは続く。工藤監督は「相手のことより、自分たちの野球をしっかりやれば勝てる」と強調した。残り9試合。逆転優勝には年間を通して白星を積み重ねたスタイルを取り戻すことが必要だ。 (松田達也)

日本ハム−ソフトバンク 8回途中、雨天コールドとなり、グラウンドを見つめる工藤監督(右)=旭川で(軸丸雅訓撮影)

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