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【プロ野球】

巨人、岡本弾でVマジック9再点灯

2019年9月11日 紙面から

DeNA−巨人 6回表2死一塁、岡本が左中間に逆転2ランを放つ=横浜スタジアムで(北田美和子撮影)

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◇巨人4−2DeNA

 巨人が逆転勝ちした。0−1の6回に岡本が2ランを放ち、8回には丸の犠飛と岡本の2打席連続本塁打となるソロで突き放した。DeNAは5連敗。3回に先制した後の好機を逃し、7イニング2失点の今永を援護できなかった。

 ハマの夜空に打ち上げた打球が、5年ぶりリーグ優勝をグイッと引き寄せた。巨人・岡本だ。価値ある2打席連続弾で逆転勝ちに貢献。「ピッチャーの方が頑張っていたので、なんとかしたかった。打ててよかったに尽きます」。主砲は大粒の汗をぬぐった。

 まずは1点を追う6回2死の場面だ。直前の丸がフルカウントから四球で歩く。「回ってこい、回ってこい」と念じていた岡本は、際どい判定に落胆した今永の隙を見逃さなかった。初球の真ん中低め、135キロのチェンジアップにバット一閃(いっせん)。左中間席最上段へたたき込んだ。「集中していた。うまく反応できました」。自画自賛する27号2ランで、試合をひっくり返した。

 8回2死では追い込まれてからエスコバーの内角高め、なんと155キロの真っすぐを再び左中間席へたたき込んだ。坂本勇が今季2度目の投前犠打を決め、丸の左犠飛でリードを2点に広げた直後。28号ソロでとどめを刺し、原監督に「本当に数少ないチャンスの中で仕留めてくれた。大きなホームランでしたね」とたたえられた。

 試合前まで今季の打率2割2分3厘と苦手にしていた左投手から2発。8月29日以来9試合ぶりのアーチにも「とくに意識はしていなかった。残り試合も少ないので、自分のことよりもチームが勝てばいいなと思ってやっている。打てて勝てたのはよかった」と、ひょうひょうした表情で話した。

 チームはDeNAとのゲーム差を5に広げ、マジック9が再点灯。5年前のリーグVを知らないプロ5年目の大砲は「初体験なんで、あまり気にせず1試合1試合を頑張りたい」。優勝争いの重圧とは無縁のまま、ゴールへ突っ走る。(小林孝一郎)

 

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