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【プロ野球】

令和の大砲が清原超え32号 ヤクルト・村上「もっと打つ」

2019年9月5日 紙面から

6回裏2死一、三塁、逆転となる32号3ランを放ち、迎えるナインに投げキッスするヤクルト・村上=神宮球場で(斉藤直己撮影)

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◇ヤクルト11−7広島

 ヤクルトが今季4度目のサヨナラ勝ち。7−7の9回2死で山田哲が通算200号となる満塁本塁打を放った。3点を追う6回には山田哲とバレンティンの連続適時長短打、村上の3ランで一挙5得点。広島は前半優位に進めたが、投手陣が崩れた。

     ◇

 令和の超新星が昭和&平成屈指のスラッガー超えだ。ヤクルト・村上が32号3ラン&90打点をマーク。1986年に新人だった西武・清原和博の10代最多本塁打記録を33年ぶりに塗り替え、高卒2年目以内としては西鉄・中西太が1953年に記録したシーズン86打点を66年ぶりに更新した。

 1−5の5回2死二塁、広島先発・大瀬良から右前適時打。「積極的に打ちにいった」という一打で怪童の異名を取った中西を超えた。その勢いは止まらない。圧巻の一発でさらなる記録を球史に刻んだ。

 4−5の6回2死一、三塁、広島3番手・中村恭から32号3ラン。初球スライダーを左翼席へ運んだ。「狙った方向に飛んでくれた。何とかヒットになってくれと思って走った」。清原を抜いた19歳は着弾点を確認すると、ガッツポーズで喜びを表現した。

 3日までの5試合はわずか1安打。打点はソロを放った、8月27日のDeNA戦(横浜)戦以来、7試合ぶりだった。苦しんだ鬱憤(うっぷん)を一気に晴らした。

 新人王の大本命は、リーグ最年少の打点王&史上最年少の本塁打王も射程にとらえている。「残り試合は少ないけど、もっと打ってチームの勝利に貢献できるように頑張りたい」。令和元年に次々と球史を塗り替える若き大砲−。さらなる偉業達成へ突っ走る。 (小林良二)

 

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