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【プロ野球】

ルーキー辰己&小郷が連弾で高橋礼をKO! 楽天の“新鮮力"が輝いた夜

2019年9月3日 23時34分

プロ初アーチを放った楽天・小郷。記念球は両親へ

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◇3日 ソフトバンク3―2楽天

試合には負けたが、楽天のルーキーたちが輝いた。0―3で迎えた8回1死、辰己涼介外野手(立命大)は1ボールからの2球目、134キロのストレートを振り抜くと、打球は右翼席最前列へ。その興奮冷めやらぬうち、小郷裕哉外野手(立正大)が2球目をたたくと、ライナー性の打球が右翼席に突き刺さった。2者連続弾で、7回まで2安打、無得点に抑えられていた先発・高橋礼をマウンドから引きずり下ろした。

不振に陥っていた辰己は6月14日以来の3号ソロで「いろんな人からのアドバイスを実行できた。力まず落ち着いて打席に立てたのが良かったと思う」。8月29日に再昇格したばかりの小郷は、6月13日以来のスタメン出場に応えるプロ初本塁打。「辰己が打った波に乗ろうと思った。こんな大事な時期に(スタメンで)出してもらえたことを、『経験を積ませてもらってる』ではなく『信頼して出してもらった』と思って、打ちたかった」。下手投げ・高橋礼のシンカーは見慣れない軌道だろうが「2軍落ちした夏の間、真っすぐを待ちながら甘い変化球に対応する練習をしてきた。それが出せた」とにっこり。初めて手にしたホームランボールは両親に贈るという。

この日はスタメン9人中4人が新人。6番以降、ドラフト6位・渡辺佳(明大)、7番・辰己、8番・小郷、9番にドラフト2位・太田(大商大)と並んでいた。先発投手の弓削(ドラフト4位・SUBARU)も含めた5人中4人がスタメンに入るのは、今季3度目。シーズンを通して新人が元気だ。

1点を追う9回。1死から渡辺佳、辰己が連打で逆転のチャンスをつくったが、守護神・森の前に、小郷が空振り三振した。「悔しい。ああいういい投手も打てるようにならないと」。勝利には結び付かなかったが、平石洋介監督(39)は「厳しい展開の中で見事な本塁打。最後もよく粘った」と、敗戦の中でも次につながる新人の活躍に目を細めていた。(竹村和佳子)

 

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