トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

ブラジル生まれ日本育ち、楽天フェルナンドが初お立ち台 育成降格からはい上がり4打点

2019年8月30日 22時54分

楽天のルシアノ・フェルナンド外野手

写真

◇30日 楽天7ー2日本ハム

 初めて見る光景に、思わず涙が出た。楽天のルシアノ・フェルナンド外野手(27)が30日、日本ハム戦(楽天生命)で3年ぶりの長打を含む適時打2本、4打点と勝利に貢献し、プロ5年目で初めてのお立ち台に立った。第一声は「最高でーす!」と喜びを爆発させたが、昨季終了後育成枠に落ちた時のことを聞かれると言葉に詰まり、涙。ファンから沸き上がった拍手と歓声に「うれしい。もっともっと勝ちたい」と活躍を誓った。

 フェルナンドの国籍はブラジルだが、5歳から日本で育ち、桐生第一高―白鴎大を経てドラフト4位で入団し、外国人枠ではない。ルーキーイヤーの2015年は39試合に出たが、4年間で打率1割9分、1本塁打と期待を裏切り、昨季終了後に育成契約に降格した。

 「もう後がない。結果にこだわるより、やろうと決めたことを貫こう。それでダメなら仕方ないと思える」と腹をくくった。メジャーで昨季新人王を獲得したアクーニャJr.(ブレーブス)のスイングを参考に「力みなく構えて強く振る」ことを徹底。2軍で結果を残し、登録期限ぎりぎりの7月31日に支配下選手として再契約を勝ち取った。

 2軍でリーグ2位の13本塁打が評価されて21日に1軍昇格。ここまで5試合で13打数5安打、5打点と結果を残している。「少ないチャンスをものにして、1軍に食らい付いていきたい」。苦労人が、夢に向かって再び走りだした。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ