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【プロ野球】

「2つの決断」ズバリ! M20の巨人・原監督ニンマリ

2019年8月25日 紙面から

巨人−DeNA 11回裏無死二塁、サヨナラ2ランを放った代打石川(36)を祝福する巨人ナイン=東京ドームで(北田美和子撮影)

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◇巨人8−6DeNA

 巨人が延長を制してサヨナラ勝ちした。5−6の9回2死から坂本勇の適時打で追い付き、延長11回無死二塁で代打石川の中越えへの2ランで試合を決めた。DeNAは8回に逆転したが救援陣が粘れず、3位に転落した。

    ◇

 伏兵の一撃で総力戦にケリをつけた。巨人が延長11回無死二塁、石川がバックスクリーン右へ代打サヨナラ本塁打。チームにマジック20を点灯させ、殊勲者は「ホント奇跡です。うれしいですね、本当に。(興奮して叫びすぎて)のどが痛いです」と声を弾ませた。

 この回「2つの決断がありましたね」と振り返った原監督が、さすがのタクトを見せた。先頭の重信が右前打で出塁すると、投手の田口をそのまま打席へ送り、左打席でバントの構えをさせて二盗を援護。「思い切ってスチール。あそこが非常に大きかった」と成功に導き、2ボールから代打に送った石川には「思い切って、右に強く打ちにいけ」と耳打ちして劇的弾を呼び込んだ。

 サヨナラのホームを踏んだ重信は、1点を追う9回にも値千金のチャンスメークを見せた。2死無走者で「なんとかして塁に出よう」と、DeNAの守護神・山崎から四球で出塁。続く代打・阿部も四球を選ぶと、坂本勇が「つないでくれたので、なんとか返したかった」と左前へ起死回生の同点適時打を放ち、延長戦に持ち込んだ。

 指揮官が「本来ならすんなり勝ちゲームにしなきゃいけないゲーム」と苦笑いしたように、セットアッパーの中川が3点リードの8回に一時逆転を許したことは大誤算だ。それでも野手13人、投手8人をつぎ込んだ総力戦で底力を発揮。マジックについては「もうちょっと小さな数字になったら言いたいこともあるんでしょうが、全くないですね」と言及を避けたが、5年ぶりの優勝へいよいよ、カウントダウンが始まった。

 (小林孝一郎)

11回裏無死二塁、代打石川のサヨナラ2ランに歓喜する巨人・原監督

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