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【プロ野球】

ヤクルト・山田、日本新の33連続盗塁成功

2019年8月24日 紙面から

ヤクルト−阪神 1回裏2死一塁、打者バレンティンのとき、二盗を決めるヤクルト・山田哲=神宮球場で(西岡正撮影)

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◇阪神8−3ヤクルト

 阪神が4連勝。1回にマルテ、糸原、大山が続けて適時二塁打を放って3点を先制し、4−3の8回はマルテの適時打などで3得点と突き放した。高橋遥が粘って6イニング2失点で3勝目。ヤクルトは7回の同点機を逸したのが痛かった。

   ◇

 スッと構えたヤクルト・山田哲が、何の迷いもなくスタートを切った。滑らかな加速から鋭いスライディング。悠々と二塁を陥れた。昨年8月26日のDeNA戦から、33連続の盗塁成功。自慢の足で、プロ野球新記録を達成した。

 初回2死一塁。相手が左腕の高橋遥でも、いきなり初球から仕掛けた。「スタートは完璧に近いぐらい。記録を達成したい気持ちはあったけど、いつも通りに積極的に次の塁を狙う気持ちを忘れちゃいけないと」。21日にソフトバンク・福田の32連続成功に並んだ際も口にしていた積極性。新記録の重圧は「なかった」と言い切った。

 レギュラーに定着し始めた頃、当時の三木作戦兼内野守備走塁コーチ(現楽天2軍監督)の指導で走塁に興味を持った。構え、スタート、帰塁など、7つのパートに分けた練習で技術を磨き上げた。ただ、技術以上に深く心に刻まれたのは「走塁でチームを勝たせられる選手になろう」という言葉。だからこそ、この日の試合後も悔しげにスコアボートを見つめた。

 今季28盗塁とし、中日・大島と並んでリーグトップに浮上した。「足の力で勝つのも一つの野球。走塁で流れを変えることができる。続けていくことが大切だと思う」。4度目の盗塁王へ、そして勝利のために、山田哲はこれからもひた走る。 (藤田昌央)

 

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