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【プロ野球】

エース圧巻140球で完封11勝 DeNA・今永、自己最多タイ

2019年8月19日 紙面から

DeNA−広島 9回表2死二塁、会沢を空振り三振に仕留め、完封勝利を挙げたDeNAの今永=横浜スタジアムで(北田美和子撮影)

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◇DeNA1−0広島

 DeNAは今永が今季3度目の完封で自己最多に並ぶ11勝目。低めに力のある球を集めて5安打に抑え、10三振を奪い、7回のロペスの24号ソロによる1点を守った。広島は好投の九里を援護できず、3カード続けて3連戦負け越し。

      ◇

 エースが圧巻の投球で勝利を届けた。DeNAの先発・今永が、自身初となるシーズン3度目の完封勝利で自己最多の11勝目。シーズン3完封は球団左腕では1993年野村弘樹以来、26年ぶりの偉業だ。

 「いつも以上に汗をかいていましたが、高校球児は昼に試合をしているので負けられないと思い投げました」

 熱戦を繰り広げる高校野球に負けじと、渾身(こんしん)の140球。相手先発の九里と息詰まる投手戦を展開した。6回までは互いに無失点。慌てず騒がず淡々と投げ込んだ。「打力もあるし、走力も使う相手ですが、何とか粘り強く投げていけば、チャモ(ロペス)みたいにホームランを打ってくれると思っていました」。

 前回先発した11日の中日戦は5イニング3失点。ベンチから見ていた戸柱から「腕が横振りになっている」と助言を受けた。「ビデオで見ても分からないくらい、ほんの少しの感覚。問題を修正し、体は横から、腕は斜めからしっかり振ることができた」とこの日、バッテリーを組んだその戸柱とともに微調整に務め、カード勝ち越しに導いた。

 8回を投げ終えて126球。それでも、ラミレス監督に交代の2文字はなかった。「ウチのNo.1投手。今年ベストのパフォーマンスを見せてくれたね。すごく球種の使い方、バランスが良かった」と防御率、奪三振で2冠のエースに全幅の信頼を寄せた。

 首位・巨人が阪神に勝ったため、ゲーム差は5のまま。それでも21年ぶりのリーグ優勝へ向けまだまだ諦めるわけにはいかない。今永がG追撃への旗手となる。 (石井智昭)

 

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