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【プロ野球】

巨人、セ界60勝一番乗り 岡本が逆転V弾

2019年8月17日 紙面から

逆転2ランを放ち、坂本勇(左)に迎えられる岡本=東京ドームで

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◇巨人2−1阪神

 巨人がリーグ60勝一番乗り。0−1の4回に岡本の22号2ランで逆転した。桜井は6イニング1/3を1失点と粘り7勝目。救援陣が無失点リレーで逃げ切った。阪神は拙攻で1回の犠飛による1点止まり。好投の高橋遥を援護できなかった。

     ◇

 一振りで試合を決めた。巨人・岡本が1点を追う4回1死一塁で22号2ラン。「芯ではなかったですけど、良い感じに捉えられた。しっかり押し込めました」。バットに込めた力をきっちりボールに伝え、結果的に決勝弾となる逆転アーチを右中間席最前列に運んだ。

 阪神の先発は成長著しい左腕・高橋遥。「左投手では対戦している中で一番速い。真っすぐが良いので、しっかり打ち返そう」。1ボールからの2球目、149キロの外角真っすぐをしばき上げ、最高の結果をもたらした。2回無死では内角に食い込むカットボールを引っ張り、力で内野の頭を越す左前打。「とくに意識していない。たまたまです」と自然体で広角に打ち分け、チームが打ちあぐねた左腕を1人で攻略した。

 予定外の移動試合にも泰然自若だった。1軍本隊は14日に広島で9連戦を戦い終えたが、中国地方に上陸した台風10号による交通機関の運休の影響をもろに受けて延泊。敵地での急なオフとなった15日は「外も出られないし、部屋でゆっくりしていました」。熟睡して英気を養い、早朝出発で本拠地に戻った16日もグラウンドで躍動した。

 原監督は「ジャイアンツの得点は、あの一発しかないわけですからね。少ないチャンスの中で、長打力のある人が(特長を)出してくれた」と最敬礼。さらなる成長を期待し「状態? よく分からないね。僕らが測ることができない大物だから。途上であることは間違いない」と無限の可能性を強調した。

 8月5発目と調子が上向きの23歳は「夏はいっぱい、ご飯が食べられますよね」。“健康優良児”で発展途上の4番打者が、覇権奪回へ向けバットを振る。(小林孝一郎)

 

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