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【プロ野球】

広島の大瀬良、3季連続2桁勝利

2019年8月17日 紙面から

DeNA−広島 先発で2失点完投、10勝目の大瀬良=横浜スタジアムで(北田美和子撮影)

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◇広島4−2DeNA

 広島がDeNAと入れ替わって2位に浮上した。大瀬良は落ち着いた投球で2失点で完投。3年連続の2桁勝利に達した。2−2と追い付かれた直後の5回に西川が勝ち越し打を放ち、6回は安部がソロ。DeNAは元気なく5連敗。

   ◇

 チームが苦しい時に勝ってこそ、カープのエースだ。2点リードの9回、大瀬良は乙坂をフォークで二ゴロに打ち取り試合を締めた。3年連続2桁勝利となる10勝目を6度目の完投で飾り、チームを2位に浮上させた。

 「この球場でやられていたので、やられっぱなしではいけないと思って、強い気持ちを持ってマウンドに上がりました。最高の疲れになりました」

 6月28日・DeNA戦、横浜スタジアムで4イニング2/3を12安打7失点と炎上。その夜は会沢と食事へ。2人でとことん話し合い、反省点を洗い出した。この日は序盤を150キロ超の直球で押し込み、中盤からはカーブやフォークを交えて変幻自在。最後までマウンドに仁王立ちした。

 1軍での活躍だけを心に誓ってきた。16年にプロ入り初めて2軍降格した際、大瀬良は私服姿で大野を訪れた。カープのファームはジャージーで練習場へ通うことが許されているが「そこは自分なりに決めていました」と貫いた。

 「2軍の雰囲気に慣れたらダメだぞ」。先輩の言葉も心に響き、今春、九州共立大の後輩・島内が2軍降格した際も経験を伝えた。台風10号のあおりを受けてチームが当日移動を強いられる中での奮闘。首位・巨人と4・5ゲーム差。まだ奇跡は起こせる。王者の誇りにかけて、最後まで全身全霊で戦い抜く。(杉原史恭)

 

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