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【プロ野球】

甲子園の熱投から1年…日ハム・吉田輝星の悪夢 プロワースト6失点、初被弾、プロ最短KO

2019年8月14日 20時9分

2回にも追加点を許し、厳しい表情でベンチに戻る日本ハム・吉田輝=東京ドームで(斉藤直己撮影)

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 強烈な打球の行方を何度もぼうぜんと見送るしかなかった。プロ入り3度目の先発となった日本ハムの吉田輝がいきなりつかまった。2イニング0/3の降板はプロ最短、さらにプロワーストの6失点。プロ初被弾を含む悪夢の3被弾に沈んだ。

 悲劇は1回、先頭の荻野から始まった。自慢の直球を6球続けてフルカウント。それでも最後までこだわった7球目の直球が真ん中に入った。振り抜かれた打球は高らかと舞い上がり左翼席へ。続くマーティンに四球を与えて迎えた鈴木の初球142キロ直球も真ん中に入り、今度は弾丸ライナーで右翼席へ運ばれた。

 苦しい投球はこれで終わらない。2回2死一塁で迎えた荻野に今度はスライダーを捉えられ、左翼席に2ラン。3回の先頭・鈴木に中前打を許したところで交代となった輝星は「立ち上がりはストレートを狙われていたのですが、変化球でストライクを取ることができなかった。そこを狙われてパワー負けしました」と悔しそうな表情を浮かべた。

 甲子園の熱投から1年。昨年の8月14日は大垣日大との2回戦に挑み、154球の力投。3失点ながら2戦連続2桁の13奪三振で完投勝利を収めた。まさにスターダムに駆け上がる最中で、うだるような暑さにも負けず驚異のタフネスぶりを発揮した。「夏は気持ちが高ぶる。小さいときから汗をかくのが好きなので。春先よりも暑くて倒れそうな方が良いですね」。そんな夏男が1軍に帰ってきたが、プロの壁に思い切りはね返された。苦しかった62球は未来への糧にするしかない。

 

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