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【プロ野球】

ソフトBの千賀、育成出身では最多の通算53勝目

2019年8月11日 紙面から

ソフトバンク−日本ハム お立ち台で笑顔を見せる甲斐(左)と千賀=ヤフオクドームで(佐藤桂一撮影)

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◇ソフトバンク8−4日本ハム

 ソフトバンクは0−4の6回に甲斐、内川、デスパイネの3適時打で1点差。7回に甲斐の犠飛に失策が絡むなどして3点を奪い、逆転した。千賀が7イニング4失点でリーグトップに並ぶ11勝目を挙げた。日本ハムは有原が崩れ4連敗。

 ソフトバンク・千賀が両手でガッツポーズをつくり、ベンチから飛び出した。1点を追う7回1死二、三塁、甲斐が中堅へ大飛球。三塁から松田宣がタッチアップして同点のホームを踏むと、西川のグラブからボールがこぼれる間に、二塁から福田がヘッドスライディングで生還。犠飛失策という珍プレーで逆転に成功し、128球を投げた右腕に白星が舞い込んだ。

 ただ、お立ち台に上がった千賀の表情はさえなかった。「ここに立てているのは野手のおかげ。感謝しています」。その思いがすべてだった。育成ドラフト出身投手として元巨人・山口鉄也を抜き、単独トップの通算53勝目となったが「何もないです」。ハーラートップタイの11勝目ともなったが「それも別に。こんな投球じゃ…」と笑顔はなし。10三振を奪い2桁三振は今季7度目となりシーズン自己最多となったが、戒めの言葉ばかりが口を突いた。

 「ヒーローインタビューじゃなくて、反省会をしないといけない」。有原とのエース対決で、先に点を与えた。5回1死満塁で併殺崩れの間に先制されると、直後、追い込んでいた渡辺に内角ツーシームを左中間スタンドに運ばれる3ランにされた。この回、一挙4失点。それでも6、7回は安打を許さず無失点に抑え、味方の勝ち越しを呼び込んだ。

 今季勝利投手になった試合では最多失点だった。ただ日本ハム戦は5戦5勝と、追いかけてくるライバルの前に大きく立ちはだかる。「先制点も、本塁打もない、しっかりした投球をしたい」。次は野手に恩返しをする番だ。 (鎌田真一郎)

 

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