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【プロ野球】

巨人・岡本、起死回生3ラン 5発で13年ぶり7点差大逆転

2019年8月10日 紙面から

巨人−ヤクルト 8回裏1死一、二塁、岡本が右中間に同点3ランを放つ(平野皓士朗撮影)=東京ドームで

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◇巨人10−9ヤクルト

 巨人が7点差を逆転勝ちした。5−9の8回にともに2打席連発となるゲレーロの12号ソロと岡本の21号3ランで追い付き、延長10回に代打亀井の左犠飛で試合を決めた。ヤクルトは序盤の大量リードを投手陣が守れなかった。

   ◇

 アンビリーバブルな勝利だ。巨人が最大7点のビハインドをはね返す逆転勝ち。2006年7月15日のヤクルト戦以来13年ぶりの“快挙”に、原監督も「神懸かり的な、何か選手1人1人の力だけではない力が味方してくれたようなゲームだった」と興奮気味にまくし立てた。

 大逆転劇の主役を演じたのは4番の若武者だった。3点を追う8回1死一、二塁で岡本。G党の声援は最高潮に達した。「打席に入る前のファンの声援が、去年から今までで一番デカくて、すごいなと。アドレナリンが出て、打てる気しかしなかった」。6回2死で右中間席に放った20号ソロに続く2打席連発。打った瞬間に分かる大飛球を再び右中間席へ運ぶ。この時点で球場の雰囲気はガラッと一変。延長10回のサヨナラ勝ちは必然だった。

 大逆転劇を演じた千両役者は、恥じらいがアンバランスに同居する23歳だ。2本目の打ち終わりに右手を高々と上げたしぐさを「ガッツポーズではないです」とかたくなに否定。それでも、指揮官は「2本目は私も鳥肌が立つようなね、これがプロの技。ファンの皆さんを魅了する、見事な本塁打だった」と称賛を惜しまなかった。

 「それなりに仕事はできたかな。あの点差を逆転できるのは去年はなかったし、大きい」。底知れぬ魅力を持つ若き大砲が、覇権奪回を後押ししていく。

 (小林孝一郎)

 

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