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【プロ野球】

楽天の新人左腕・弓削、初完封で初勝利

2019年7月31日 紙面から

2安打完封でプロ初勝利を挙げ、ウイニングボールを手に平石監督(左)と握手する楽天・弓削=札幌ドームで

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◇楽天2−0日本ハム

 楽天は2回に下水流の移籍後初本塁打となる2ランで先制。ルーキー弓削は散発2安打1四球で4三振を奪い、101球で完封し、プロ初勝利を挙げた。日本ハムは4連勝後に2連敗。打線が序盤に攻めきれず零敗を喫した。

    ◇

 投げるごとに安定感は増した。楽天のドラフト4位の新人左腕・弓削が、プロ2試合目で圧巻の投球。好調の日本ハム打線を2安打に封じ、09年の藤原以来、球団史上2人目となるプロ初勝利初完封を成し遂げた。

 「ホッとしています」。マウンドではポーカーフェースの男が頬を緩めた。2回に自らの失策で2死三塁とした以外は得点圏の走者も許さず。直球、カットを軸に6回以降は完全投球。わずか101球での完封劇だった。

 開幕ローテをつかみ、プロ初登板となった4月4日の日本ハム戦(楽天生命)は4イニング1/3を1失点ながら7安打3四球の不安定な内容で降板。翌日に2軍降格後は好不調の波が激しく「何をやって良いか分からない状態だった」と振り返った。

 だが、そこから自らを鍛え直す。徹底的に走り込み、ウエートトレも「オフと変わらないぐらいやった」と敢行。古巣・スバルから取り寄せたビデオや動画サイトで自身の投球を見返し、必死に己と向き合った。

 「球速も上がって制球も良くなった」。10連戦初戦で今季のチーム完封一番乗りという結果が、その成長を示していた。「前回は悔しい結果だったけど借りを返せた」。初登板から3カ月。流した汗が、最高の形で結実した。 (中田康博)

 

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