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【プロ野球】

DeNA・今永、“御前試合”で今季2度目の完封勝利

2019年7月26日 紙面から

◇DeNA6−0阪神

 DeNAが今季初の5連勝(1分け挟む)。制球が良かった今永は散発の単打4本に抑え、今季2度目の完封で9勝目を飾った。3回にロペスが先制打を放ち、6回は失策に乗じて加点。9回にダメ押しした。阪神は今季10度目の零敗。

      ◇

 プレミア12、そして東京五輪へ向け、大デモンストレーションだ。DeNAの先発・今永が、侍ジャパンの稲葉監督が視察する中、虎退治の完封劇。4月12日の広島戦(横浜)以来2度目の完封自身9勝目を飾るとともに、チームを今季初の5連勝に導いた。

 「ここ3試合投げていた真っすぐのなかでも、押し込みが違っていました。見逃しも取れたし、ファウルも取れたし、そこでカウントが取れたのが良かった。真っすぐがすべてだったと思う」

 虎党で埋まる4万4000人の甲子園も、ハマのエースが動じることはなかった。リーグ奪三振王がこの日は4奪三振と控えめ。「僕も少ないなと思ったけれど、こういう日もあるのかな」。自慢のストレートでカウントを有利にし、要所でチェンジアップ、スライダーの変化球で凡打の山を築いた。この日はバットでも自らを助けた。2−0で迎えた9回2死二塁から中前安打を放ち好機を広げると、続く大和の左中間越えの当たりに、一塁から一気に生還。「自分を楽にしたいという気持ちで走りました」。その裏には、呼吸を整え、2死から大山に安打を許したが、続く福留を左飛に仕留め完封の喜びに浸った。

 試合前には侍ジャパンの稲葉監督とあいさつ。「試合に集中してくれと言われたので、特に意識することなく、自分の投球でいっぱい、いっぱいだった」。熱視線を意識することなく、虎退治に全神経を集中させた。それでも、稲葉監督は「疲れもたまってくるなか、しっかり自分のボールを投げていた。投球術という部分も素晴らしかった」と絶賛。これでチームも3カード連続勝ち越しで首位の巨人に5・5ゲーム差に迫った。今永がDeNAはもちろん、侍ジャパンでも先発左腕の筆頭候補であるのは間違いない。 (石井智昭)

 

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