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【プロ野球】

東邦高校の教訓 巨人・原監督、勝負の世界「何が起きるか」

2019年7月15日 紙面から

オールスターを終えて、リーグ戦再開のために長野へ向かう巨人・原監督=JR新大阪駅で(平野皓士朗撮影)

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 完全な独走状態にも慢心は一切ない。2位に9・5ゲームの大差で首位を走る巨人の原辰徳監督(60)が14日、後半戦に向けて「ゼロからのスタート」を強調。春のセンバツ大会で優勝した愛知・東邦高の愛知大会2回戦コールド負けを例にとり、「勝負の世界は何が起こるか分からない。安心することなんてのは、まずない」と心構えを説いた。

 球宴から一夜明け、大阪から長野への移動時に、ふと広げた新聞で驚きのニュースが目に留まった。「センバツ優勝校がコールド負けするわけだから。厳しさであり、怖さであり、もう1つ言うなら相手チームの喜びであり。そこが勝負の面白いところだね」。人生の大半を過ごしてきた勝負の世界の怖さ、面白さを高校野球からあらためて知らされた。

 もちろん、自身の経験から得た思いでもある。第2次政権の2008年、阪神との最大13ゲーム差をひっくり返す「メークレジェンド」を達成した。今回は追いかけるのではなく、追われる立場だが、あのときの成功体験が下地にある。

 貫くべきは変わらぬ自然体。「今まで通り、攻めるときには攻め、守るときには守って、我慢するときには我慢して、動く時には動いて」。大差だからと余裕を持つ必要も、あえて奇をてらう必要もない。「プロ野球は3連戦が1つの周期。その中で勝ち越すことがとても大事」。まずは15日からのヤクルト3連戦(長野、神宮)。前半戦と同様の戦いを続け、5年ぶりのリーグVへ走る。 (小林孝一郎)

 

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