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【プロ野球】

日本ハム・輝星、根尾を空振り三振に仕留め昨年の甲子園での借りを返す

2019年7月12日 紙面から

先発した全イの吉田輝=楽天生命パークで(小沢徹撮影)

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◇ウエスタン選抜5−1イースタン選抜

 確かな感触が指先に残っている。それが最大の収穫だ。「あいつがあそこの高さを振るというのは、よほど良いボールがいっていたということだと思う」。イースタン・リーグ選抜の日本ハム・吉田輝がそう振り返ったのは1回1死で中日・根尾を迎えた場面。直球2球で追い込み、威力十分の高め147キロで空振り三振に仕留めた。

 宣言通り根尾を直球のみで3球三振斬り。「これからの自信になる。高校時代から成長できていた。今までが正しいと思えた」と胸を張った。

 試合前には「根尾の髪が伸びた姿を想像できなかったけど、すごいカッコイイ」とおどけていたが、秘する思いがあった。対戦は昨夏の甲子園の決勝で中越え本塁打を浴びて以来。「あのときはまったく抑えられなかった」。だからこそ頭の中で幾度となく根尾を打席に立たせてきた。「ずっとイメージしてます。左打者だから右投手の内角は嫌かな。直球で空振り三振ですね」。コースこそ違えど、一回り大きくなった姿を見せつけた。

 その前には悔しい1球もあった。先頭の小園に直球を右翼席に運ばれた。「真っすぐ投げると言っていたので狙っていたと思う。衝突事故みたいな」と苦笑い。それでも6月23日の中日戦(ナゴヤドーム)後に腰の張りを訴え、2軍調整になってから初めてのマウンドでプロ入り後最速タイの149キロを計時。「復帰戦でもあったけど、自分が思ったよりも良い球が投げられた」。1イニング2安打、1失点。後半戦が楽しみになる直球のみの18球だった。 (土屋善文)

 

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