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【プロ野球】

ヤクルト・村上、史上5人目の高卒2年目以内20号アーチ

2019年7月4日 紙面から

広島−ヤクルト 5回表2死満塁、自身初の満塁本塁打を放ちナインとタッチを交わすヤクルト・村上=マツダスタジアムで(飯室逸平撮影)

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◇ヤクルト6−2広島

 ヤクルトが村上の満塁弾を含む5打点の活躍で5月12日以来の連勝。1回に先制中前打、5回は青木の押し出し四球の直後に20号満塁本塁打を放った。寺原が2勝目。広島は来日初登板のローレンスが誤算で1分けを挟み4連敗。

   ◇

 ほほ笑んだヤクルト・村上が、ちゃめっ気を交えて報道陣に言った。「やっと聞くことがありますね」。節目の20号アーチは、自身初となる満塁弾。若き大砲が、偉大な先人たちと同じ領域に足を踏み入れた。

 2点リードの5回2死満塁。ローレンスの変化球を捉え、右翼席にライナーで突き刺した。高卒2年目以内のシーズン20本塁打は、1994年の巨人・松井秀喜以来5人目(6度目)。松井は130試合目での到達で、ここまで全試合に出場している村上は78試合目。19歳5カ月での満塁本塁打は、球団史上最年少だ。

 背番号55は、松井のような球界を代表する左の強打者に、という球団の期待が込められたもの。仮契約の席では「一歩でも近づけるように、55番と言えば自分と言われるように頑張りたい」と誓っていた。巨人時代の動画を見て「東京ドームの看板にバンバン当てている」と驚嘆した存在。そんなゴジラ以来の快記録にも「それに肩を並べるほどの実力ではない。もっともっと練習します」と謙虚に受け止めた。

 初回の先制適時打が9打席ぶりの安打。この日の試合前には「ストレスはたまりますよ。打つしかない。僕に聞くことありますか? 打ったら聞いてください」と、自虐的に笑っていた。自分の弱さも受け入れつつ「反省はして、新しい気持ちで次の日を迎える」という19歳の4番。自身初5打点でリーグトップの打点は61に。チームを5月12日以来の連勝、15カードぶりの勝ち越しに導いた。

<10代の満塁本塁打> セ・リーグでは2013年8月1日の中日・高橋周平以来、5人目(6本目)。村上の19歳5カ月はセ・リーグでは08年4月6日の巨人・坂本勇人の19歳3カ月に次ぐ年少2番目の記録。球団では64年4月1日・高山忠克の19歳10カ月を抜く最年少記録。

 

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