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【プロ野球】

プロ14年目の対応力 G山口、ハーラートップに並ぶ8勝

2019年6月30日 紙面から

ヤクルト−巨人 4回表1死二、三塁、陽岱鋼の先制2点打で生還した三走坂本勇(左)を迎える巨人・山口=こまちスタジアムで(七森祐也撮影)

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◇巨人6−2ヤクルト

 巨人が快勝した。4回に陽岱鋼の2点適時打で先制。7回に押し出し四球や失策で3点を奪い、9回に坂本勇の22号ソロで加点した。山口は7イニング無失点でリーグ最多に並ぶ8勝目。ヤクルトは9回に2点を返したが、反撃が遅かった。

   ◇

 悪条件をものともせず、快投を披露した。巨人の山口が7イニングを3安打無失点でハーラートップに並ぶ8勝目。勝率8割も中日の柳と並び、1点台に突入した防御率と合わせ、セ・リーグの投手3冠に躍り出た。

 プロ14年目の対応力を見せつけた。昼から強い雨が降り続き、試合開始は30分遅れ。地方球場ならではの低いマウンドでは、決め球のフォークが生きづらい。「三振よりもしっかり打たせる。力まずに打ち取っていこうというイメージで、それがうまくはまってくれた。(開始遅れは)全然問題なかった」。普段よりもスライダーを多く配し、リラックスした投球フォームで着実にアウトを積み重ねていった。

 4月に続く月間4勝の荒稼ぎに、原監督は「安定していますね。この状態を続けていってほしい」と目を細めた。菅野が不調に苦しんでいるだけに、宮本投手総合コーチも「柱になってくれている。信頼は日に日に高まりますね」と最敬礼だ。

 右腕にとっては特別な記念日でもあった。横浜のルーキーだった2006年の6月29日、巨人相手に初登板初先発初勝利。「覚えています。まさかこんなに長くできるとは思っていなかったですし、まだまだ体は元気だと思っているので、また一つ二つ、山を登れるように頑張ります」。プロ初白星を飾った相手にFA移籍して3年目。もっともっと勝利を積み重ねていく。 (小林孝一郎)

 

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