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【プロ野球】

広島のドラ1高卒ルーキー・小園 痛恨の悪送球、逆転負けの呼び水に

2019年6月22日 紙面から

広島−オリックス 9回表1死、大城の打球をさばくも一塁へ悪送球する広島・小園海斗=マツダスタジアムで(飯室逸平撮影)

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◇オリックス5−4広島

 オリックスは、3−4の9回1死一塁から吉田正の12号2ランで逆転した。8回を無失点とした3番手のエップラーが3勝目を挙げ、ディクソンが2セーブ目。広島はフランスアが小園の失策から乱れ、痛恨の一発を浴びた。

 敗戦後の通路。広島のドラフト1位・小園は時折、唇をかみしめながら、痛恨の悪送球を振り返った。「確実にしっかり捕って、確実に送球しようと思っていた。自分の気持ちの弱さが出てしまった」

 スコア4−3の9回1死だった。大城の遊ゴロを捕ると、丁寧に一つ、二つとステップを踏み、一塁へ投げた。これが裏目に出た。送球はバティスタの前でワンバウンドし、グラブの下を抜けた。出塁を許した直後、フランスアが吉田正に逆転2ランを被弾した。

 前日のロッテ戦でプロ初安打となる左前打を放ったバットは5打数無安打。7回無死一塁では送りバントを打ち上げ捕飛に。9回は三振に倒れ、最後の打者になった。

 不動だった田中広に代わり、2試合連続で「1番・遊撃」でスタメン。2戦目は忘れがたい試合になった。緒方監督は「いろんな経験を積んでいってほしい。きょうの負けは、良い采配ができなかった」と振り返った。

 取材の最後、小園は前を向いて言葉を紡いだ。「ヒットを打つ、一つのバントを決める、一つの守備をこなす…。一つ一つのプレーを1軍でこなす難しさを知った。練習から試合を意識してやっていきたい」。1プレーで流れががらりと変わり、勝利が遠のく。プロの厳しさを身をもって知った。

 

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