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【プロ野球】

暗闇をさまようツバメ 泥沼14連敗…ついに最下位転落

2019年5月31日 紙面から

ヤクルト−広島 広島に大敗し14連敗となり、険しい表情で球場を後にするヤクルト・小川監督=神宮球場で(北田美和子撮影)

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◇広島13−0ヤクルト

 広島が今季最多の13得点で3連勝。1回にバティスタのソロなどで3点を先行し、中盤以降も田中広の3ランなどで小刻みに加点した。プロ初先発の山口は力のある球を低めに集め、7イニングを1安打無失点でプロ初勝利。ヤクルトは14連敗で最下位に転落した。

     ◇

 さらに泥沼の深みに沈んだ。ヤクルトが首位の広島を相手に打てず抑えられずの惨敗で、2017年以来となる球団4度目の14連敗。本拠地の神宮では09年以来の10連敗となった。

 連敗脱出を狙った小川監督はバレンティンを今季初めて5番で先発起用。集中力を欠くプレーが目立っていた主砲の4番を剥奪したが、そんな荒療治も効果がなかった。打線はプロ初先発の高卒2年目、20歳・山口の前に沈黙。山口と同郷で同学年の4番・村上が左前打を放った7回2死まで無安打に抑え込まれた。

 チームはわずか2安打で今季7度目の零封負け。小川監督は「明日(31日)に向けて切り替えないといけない」と力なく話した。

 連敗阻止を託されたエース・小川は4イニング1/3を7失点の大乱調だった。初回2死から3点を失い、4回も2死から失点。5回は先頭の四球から失点を重ねた。中5日で連敗阻止に挑んだが、屈辱のKO。「絶対に連敗を止める気持ちでマウンドに上がったけど、ふがいない投球をしてしまい申し訳ない」と声を落とした。

 救援陣も打ち込まれ、13失点の惨状で両リーグ最速の30敗に到達してしまった。連敗前の貯金5から借金9となり、ついに2位から最下位まで転げ落ちた。1970年に球団が記録した16連敗のリーグ・ワーストまで、あと2敗の窮状だ。

 小川監督の心は、まだ折れていない。「14連敗してしまった結果をしっかり受け止め、反省しなきゃいけない」。伊東編成部長は「粘り強い監督なので必ず巻き返してくれるはず」と反撃を待っている。 (小林良二)

 

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