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【プロ野球】

千両役者だ! 清宮、今季1号が日本ハム8000号「恐縮です」

2019年5月31日 紙面から

3ランを放ち、本塁に向かう日本ハム・清宮(左)

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◇日本ハム8−0ロッテ

 日本ハムが今季初の4連勝。1回に近藤の適時二塁打と渡辺の適時打で2点を先取。3回以降も中田の11号2ランや清宮の1号3ランなどで加点した。有原は3年ぶりの完封でリーグトップの6勝目。ロッテは投打とも見せ場がなく、3連敗を喫した。

     ◇

 「持っている」という言葉だけでは表せない力が日本ハムの清宮にはある。5点リードの4回1死一、二塁。1ボールからロッテ・種市の141キロの直球を振り抜いた。舞い上がった打球はバックスクリーンへ。今季初の4連勝を決定づける1号3ラン。復帰後初、そして20代初のアーチはチーム通算8000号というメモリアルになった。

 「入ったなと思いました。1本出てホッとした。今までにたくさんの先輩が打ってきた中で記念の一本になった。恐縮です」。歴史に残る一振りに、思わず顔もほころんだ。

 ちょうど1年前の5月29日。清宮は西武第2球場で左翼を守っていた。2軍調整中の西武・中村のとんでもない打球がはるか頭上を越えていった。シーズンを終えても、その弾道は脳裏に刻まれていた。

 「これがトップクラスの本塁打なんだと思いました。打った瞬間だったので。正直、まだまだ差があるなと思った」。越えていかなければならない超一流の打球を見せつけられた瞬間だった。

 右手有鉤(ゆうこう)骨骨折からの復活を印象づける一発を放ち、改めて感じたことがある。「本塁打は自分の目指すところ。本塁打を追い求めるのが大事だと改めて思いました」

 その心は−。「やっぱり気持ちいいから」。子どものころから誰よりも打ってきたからこそ、誰にも負けるわけにはいかない。前を行くスラッガーたちに追いつき、追い越すための日々がまた始まる。「後れを取っているので、これから少しでもチームの力になって巻き返したい」

 9回には一塁で、手術後初の守備に就いた。清宮の2019年が、本格的に幕を明けた。 (土屋善文)

 

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