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【プロ野球】

日本ハム・杉谷、左右弾! 07年セギ以来「スギノールと呼んで」

2019年5月24日 紙面から

2打席連続本塁打を放ったがナインに無視される杉谷

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◇日本ハム11−2楽天

 日本ハムが大勝で連敗を4で止めた。1−1の3回に中田が9号2ランを放って勝ち越した。杉谷が5回と6回に左右両打席で2打席連続本塁打を放ち、リードを広げた。杉浦は5イニング1失点で2勝目。楽天は連勝が4で止まった。

     ◇

 打った本人が一番驚いていた。5回に右打席で今季1号ソロを左翼席に放つと、6回には左打席で2号2ランを右翼席へ。過去10年間で8本塁打しかなかった11年目の日本ハム・杉谷が、プロ野球史上19人目、球団では2007年6月のセギノール以来となる1試合での左右両打席アーチをかっ飛ばした。

 2発目の直後だった。ベンチに戻っても、仲間たちがハイタッチに飛び出してこない。サイレントトリートメントなら一瞬の静寂の後に大盛り上がりするが、杉谷から抱きつきにいってもシーンとしたまま。「あれじゃサイレントサイレント。ただの無視でしょ」と、偉業を成し遂げてもいじられキャラ全開だ。

 「2打席連続なんて野球人生で初めて。(左右両打席でのアーチはチームで)セギノール以来なんですよね? 今日から『スギノール』として頑張っていきます!」

 元は右打者だった。帝京高3年のとき、桐光学園との練習試合を前に前田監督から「きょうはスカウトが見に来てるな。おまえの体でプロに行きたいなら、スイッチでアピールしろ」と言われ、ほとんど練習もなく初めて左打席に入った試合でサイクル安打を記録し、プロへの道が開けた。

 「両打席で打てたのは大きい。前田監督も喜んでくれると思う」と恩師に感謝していた。 (竹村和佳子)

 

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