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【プロ野球】

広島・大瀬良、竜に3勝!コイ9連勝 緒方監督の父へ弔い星

2019年5月23日 紙面から

中日戦で完投勝ちし、ナインから氷水を浴びせられ寒そうな表情を見せる大瀬良=マツダスタジアムで(川北真三撮影)

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◇広島3−1中日

 中日は今季最多の借金6。5回までは無安打に抑え込まれ、後手に回った。広島が連勝を2シーズンぶりの9に伸ばした。大瀬良は91球で1点に抑え、今季3度目の完投で4勝目。2回に失策で先制し、5回は会沢が2ランで援護した。

    ◇

 背番号14にエースの風格が漂っていた。3−1の9回、大歓声に迎えられて、広島・大瀬良がマウンドへ。気負わず中日打線を三者凡退に斬り、見事な完投勝利。この日死去した指揮官の父への弔い星だ。

 「監督が掲げる野球をやることが僕たちができること。変に考えず守り勝つ野球をしようと思っていました」

 22日朝に緒方監督の父・義雄さんが死去。訃報は練習前のミーティングでマネジャーから聞かされていた。指揮官不在のベンチ。ショッキングな知らせだったが、プレーボールがかかるとゲームに集中した。序盤は直球を軸にキレキレのカットボール、フォークなどで2回、3回と6者連続三振。88年に長富、紀藤が記録した7者連続の球団記録に、あと1に迫る奪三振ショーだった。

 6回1死まで継続したパーフェクト投球は意識せず、ストライクゾーンで勝負。7回に連打で1点を失ったが、終わってみればわずか91球、少年時代に憧れ、20日に現役引退を表明した巨人・上原ばりの省エネ完投だった。8奪三振で中日・大野雄を抜いて再び奪三振リーグトップに。指揮官から「頼みます。1試合休ませてもらいます」と託され、監督代行を務めた高ヘッドコーチは「今日は大地につきるんじゃないでしょうかね」とえびす顔だ。

 チームは2017年9月以来の9連勝で、貯金は今季最多の8。ナインの元気な姿は、悲しみに暮れる緒方監督にきっと届いたはずだ。 (杉原史恭)

◆緒方監督の父・義雄さんが死去 高ヘッドが監督代行

 広島は22日、緒方孝市監督(50)の父・義雄さんが同日に死去したと発表した。84歳だった。通夜、告別式は近親者のみで行われる予定で、遺族の意向により香典、供花、弔電などは辞退するという。指揮官はこの日の試合を欠場し、高信二ヘッドコーチが監督代行を務めた。緒方監督は24日・巨人戦(東京ドーム)から復帰する予定。

 

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