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【プロ野球】

エースに何が… 巨人・菅野が悪夢の4被弾10失点

2019年5月16日 紙面から

5回阪神1死、福留(左)に本塁打を浴びた巨人・菅野=東京ドーム

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◇阪神13−8巨人

 阪神が5本塁打を含む18安打、13点で打ち勝った。1回に糸井の2ランなどで3点を先制し、2回に大山、福留の連打で2得点。中盤に突き放した。好救援の守屋がプロ初勝利。巨人はエース菅野が10失点と乱調で4連敗を喫した。

     ◇

 口を真一文字に結び、マウンドを降りた。巨人の菅野がともに自己ワーストの4被弾で10失点(自責7)。下を向き、顔を左右に振りながら一塁線をまたぐ。G党はもちろん、本人も信じられないほどショッキングなKO劇。「特別調子が悪いとかはなかった。本当にチームに申し訳ない」と言葉を絞り出した。

 1回1死一塁で糸井に先制2ランを浴び、さらに2死からの3連続長短打で失点。2回も2死一、三塁から主軸に連続適時打を許した。3、4回を三者凡退に抑え、4回の打席で自ら適時内野安打を放つ意地を見せたが、5回に福留、6回にも木浪と大山に一発を浴びて無念の降板となった。

 トドメを刺された大山には低めの147キロを左翼席の看板のすぐ下まで運ばれ、試合前からリーグトップの被本塁打は13にまで達した。「真っすぐと分かっていても、普通あれだけは打てない」。本来の球威を欠くと認めざるを得ず、原監督は「現実を直視しなければいけない」と苦言を呈した。

 6イニング5失点(自責4)だった8日のDeNA戦に続き、乱調が2度続いた点も珍しい。首脳陣は次戦も予定通り中6日で起用する方針。2年連続沢村賞右腕は「ただの1敗にしてはいけない。次につなげて今後の野球人生の糧にしないと…」と前を向いた。

 チームは今季初の4連敗。いまだ首位に立つが、1ゲーム差以内に3チームがひしめく。エースの復調がなければ、5年ぶりの優勝は夢のまた夢だ。 (小林孝一郎)

 

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