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【プロ野球】

再び水曜ドラマ! 楽天、8点差から大逆転サヨナラ勝利

2019年5月16日 紙面から

11回裏1死一、三塁、ウィーラーの右犠飛で三走藤田がサヨナラの生還。捕手清水=楽天生命パークで

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◇楽天9−8日本ハム

 楽天が延長戦に持ち込みサヨナラ勝ちした。7−8の9回、浅村の9号ソロで追い付き、延長11回にウィーラーの犠飛で試合を決めた。6番手の宋家豪が今季初勝利を挙げた。日本ハムは8点のリードを奪いながら逃げ切れなかった。

     ◇

 大型ビジョンに映し出されたリプレー検証のスライディングシーン。三走・藤田は伸ばした手を一度浮かせてミットをかわし、ベースをタッチしていた。まさに“神の手”で勝利を確信したスタンドは大歓声。審判が出てきてセーフのジェスチャーで、さらにボルテージは最高潮だ。

 8−8の延長11回1死一、三塁からウィーラーの右犠飛で、今季4度目のサヨナラ勝ち。「ヒデ(浅村)も(嶋)基宏のも大きかったけど、今日は誰が、じゃない。皆が素晴らしい」。平石監督は興奮気味にまくし立てた。まさにマジカルウエンズデーだ。ちょうど1週間前の8日のソフトバンク戦で、球団史上最大となる7点差の逆転サヨナラ勝ち。指揮官は「こんな試合はそうはない」と話していたが、杜(もり)の都で再現した。

 大きなうねりを呼び起こしたのは主砲・ブラッシュだった。前日(14日)、首脳陣が疲れを考慮して休養。英気を養った助っ人は、4回2死満塁で来日初のグランドスラムを放つと、8回無死一塁にも12号2ランが飛び出し6打点。さらに嶋が8回1死から3号ソロ、1点を追う9回には浅村が起死回生の9号同点ソロを放ち、0−8からの劇的フィナーレを呼び込んだ。

 「経験を積むと試合を読んでしまい、大量リードされるとどこか淡泊になりかねない。でも(渡辺)直人や嶋らベテランから『まだまだ、これから』って声が出る。選手が口々にそういう声を出すので、円陣を組む必要がなかった」と平石監督。昨季最下位に沈んだイヌワシ軍団が、シーズンでも大逆転を狙う。 (竹村和佳子)

 

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