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【プロ野球】

日本ハム・杉浦、5回完全で降板 ショートスターターの悲劇…逆転●

2019年4月24日 紙面から

楽天戦に先発した日本ハム・杉浦=札幌ドームで

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◇楽天4−1日本ハム

 楽天が3連勝。0−1の6回にブラッシュのソロで追い付き、9回にウィーラーの6号3ランで勝ち越した。8回を抑えたハーマンが3勝目。松井は8セーブ目。日本ハムは杉浦が5イニングを完璧に抑えたが、救援陣が踏ん張れなかった。

      ◇

 立ち上がりから一人も走者を許さず、マウンドを降りた。5イニング無安打、無失点、9奪三振。最速150キロの直球を軸に快投を演じた日本ハムの先発・杉浦が、1点リードの6回に交代した。皮肉なことに、2番手・バーベイトが先頭のブラッシュに同点弾を献上。球場内は落胆に包まれた。

 なぜ交代なのか−。栗山監督は苦しい胸の内を明かした。「体のこともあるから。いろんなことを考えて…」。肩や肘に不安を残す杉浦は今季ここまで2軍戦でも最長は3イニング。日本ハムは今季ショートスターター制を導入しており、2番手でも複数回を任せられるバーベイトや加藤が控えていたわけだ。

 球数は65。指揮官が「初登板だし、球数はある程度決めていた」と話すように、圧倒的な投球でも故障のリスクは避けなければならない。常時140キロ台後半を計時していた直球が、5回には140キロ前半まで落ちていたのも事実だ。

 スタンドからは妻で元「モーニング娘。」の紺野あさ美さんも観戦。その前で快投を見せた杉浦には、手応えと物足りなさが交錯した。

 「交代は監督やコーチが配慮して判断してくれたと思う。今までがケガをしているので、そこはこれから自分が払拭(ふっしょく)していかないといけない」。チームは9回に秋吉がつかまり今季札幌ドーム初黒星。栗山監督は「杉浦があれだけの投球をしていたんだから勝たせてあげたかった」と唇をかんだ。 (土屋善文)

 

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