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【プロ野球】

巨人・菅野、5回まで完全 開幕投手へ「すごく良い勝負」

2019年3月15日 紙面から

ソフトバンク−巨人 6回裏2死二、三塁、今宮を三ゴロに仕留めた菅野=ヤフオクドームで(式町要撮影)

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 巨人の菅野がマウンドで仁王立ちだ。不運な内野安打2本と暴投で、この日初めて背負った6回無死二、三塁の大ピンチ。前日に「ゼロで抑えたい」と誓った通り、空振り三振、二飛、三ゴロで生還を許さない。6イニングを無失点で投げ切り、自ら拍手しながらゆっくりとマウンドを降りた。

 5回まで1人も走者を出さなかった。真っすぐは両コーナーに決まり、スライダーは低めで鋭く横に滑った。ソフトバンクの千賀も7回2死まで完全投球。オープン戦とはいえ、互いを刺激し合う快投に「初回からすごいボールを投げていて『負けられないな』と思った。開幕前にすごく良い勝負ができてよかった」とうなずいた。

 大エースは失敗を繰り返さない。8日のオープン戦・オリックス戦では新加入の炭谷とバッテリーを組み、4イニングを9安打6失点。「前回の結果が良くなかったので、結果で示したいと思っていた。今までやってきたことを見つめ直した」。毎日のキャッチボールから強く意識して投球フォームを微修正し、コンディショニングにも配慮。数多くコンビを組んできた同学年の小林と「いつも通り」と声を掛け合い、本来の投球を取り戻した。

 原監督も「(前回登板を)糧としたでしょう」とひと安心。12球団でもっとも早い昨年11月下旬に開幕投手を託してくれた伯父の厚い信頼に、完璧な投球で応えた。

 2年連続5度目の大役まで、あと2週間。「悔いのないように、すべてやり尽くしたと思って開幕を迎えられるようにしたい」。残り1回の調整登板を残し、開幕へ向けて上々の仕上がりだ。昨季は自身が、開幕からまさかの連敗。同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかない。 (小林孝一郎)

 

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