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【大リーグ】

投手力互角カギは小技 盗塁成功率リーグ1位タイのナショナルズ有利か WSいよいよ開幕[AKI猪瀬MLBへの扉]

2019年10月22日 22時40分

ナショナルズは歓喜のシャンパンファイトができるか?(AP)

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 いよいよワールドシリーズ(WS)が始まります。このコラムで予想したようにナ・リーグの地区シリーズで対戦したドジャースとナショナルズの勝者が「STOP THE ASTROS」の一番手になりました。

 両チームのストロングポイントは先発陣です。最大の名誉とされるドラフト全体1位指名を受けたア軍のコールとナ軍のストラスバーグ。殿堂入りの約束手形を持っているア軍のバーランダーとナ軍のシャーザー。サイヤング賞経験者のア軍・グリンキー。シャーザー、ストラスバーグとともに200奪三振トリオを形成したナ軍の左腕コービン。両チームの先発陣は、オールスター級の布陣です。

 過去10年のWSでは、先に進出を決めたチームが1勝9敗と劣勢。つまり、今回のナ軍のようにWSまで間隔が空いてしまったチームが、ギリギリまで試合をしてきたチームに敗れ去るということになりますが、今回の予想は、ナ軍が絶対王者のア軍を破り、球団初となる世界一に輝くと思います。

 豪華先発陣の投手力では、ほぼ互角。攻撃陣でタレントをそろえているのはア軍ですが、今季のポストシーズンでは、主に本塁打でしか得点が奪えていません。一方のナ軍は、多彩なパターンで得点を奪えています。そして、ナ軍の勝利を予想する最大の要因は、スランプ知らずの走力です。ナ軍は今季、リーグ1位タイとなる盗塁を記録。対するア軍の盗塁阻止率はメジャー全体でワースト2位タイとなる18%しかありません。

 好投手を相手に大量得点を奪うことは困難な試合展開が予想されるだけに、無安打でも盗塁や小技を使い、得点できるチームが有利になります。どちらが勝つにしろ、ファンが望むのは、第7戦までもつれ込む死闘。ぜひ最終戦まで行われるワールドシリーズを期待します。(大リーグ・アナリスト)

 

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