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【大リーグ】

驚異の新人たち あきれるほどの輝き

2019年8月14日 紙面から

◇AKI猪瀬コラム「MLBへの扉」

 今季は驚きを通り越して、あきれる程に新人選手達の躍動が続いています。

 ホームランダービー王者、メッツのピート・アロンソ一塁手は、ヤンキースのジャッジが記録した新人最多本塁打記録の52本に迫る勢いで、現在も本塁打を量産中。パイレーツのブライアン・レイノルズ外野手は、現在、ナ・リーグの首位打者争いを演じていますが1900年以降、新人選手が首位打者を獲得した例は、1964年ツインズのトニー・オリバと2001年マリナーズのイチローの2選手しかいません。レイノルズが首位打者を獲得すれば、ナ・リーグ史上初の快挙となります。

 そして、先日発表された直近の週間MVPでも、驚異の新人が初受賞を果たしました。その新人とは、レッズのアリスタイズ・アキーノ外野手、25歳です。

 昨年8月19日のジャイアンツ戦、代走でメジャーデビューを果たしたアキーノですが、出場はその1試合のみ。今季はレギュラー右翼手のプイグがトレード移籍した直後の8月1日に初昇格。昇格3試合目となった8月3日、メジャー初本塁打を記録すると本塁打を量産。10日のカブス戦ではメジャー新人史上初となる、3イニング連発の1試合3本塁打を記録。デビュー10試合目での1試合3本塁打は新人史上2人目でした。

 アキーノは親子3代に渡りメジャーリーグで活躍して来た野球一家出身で、レッズのベル監督も「野球界に長くいるが、こんな記録は見た事も聞いた事も無い」。その後も本塁打を記録したアキーノは、メジャー新記録となるデビュー12試合で8本塁打を記録しました。「今は、全てのタイミングが合っている。これも神様のおぼしめし。今後も自分自身のベストを尽くしていくだけ」とアキーノ。

 メジャーリーガーとしてのキャリアを最高の形でスタートする事が出来た、数多くの驚異の新人選手達ですが、果たして何人の選手達が、この輝きを放ちながらキャリアを過ごしていく事ができるでしょうか。長い、長い、旅路は始まったばかりです。 (大リーグ・アナリスト)

 

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