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【大リーグ】

野性解放! ダルビッシュ、81日ぶり白星「今は全てパーフェクト」

2019年7月19日 紙面から

レッズ戦の6回、プイグを三振に仕留め雄たけびを上げるカブスのダルビッシュ=シカゴで(共同)

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◇カブス5−2レッズ

 米大リーグは17日、各地で行われ、カブスのダルビッシュ有投手(32)が81日ぶりの白星を手にした。シカゴでレッズ戦に先発し、6イニングを2安打無失点、7奪三振の快投。4月27日以来の今季3勝目(4敗)でメジャー通算60勝に到達した。エンゼルスの大谷翔平選手(25)はアストロズ戦に「3番・指名打者」で出場。3打数2安打で2試合連続マルチ安打。ドジャースの前田健太投手(31)はフィリーズ戦に先発。2イニングを投げた後、2時間37分の雨天中断の影響で交代した。

 野性が解放された。6回2死。最後の打者プイグにこの日最速の98マイル(約158キロ)を連発し、締めも内角高めの98マイルで空振り三振。フォロースルーの勢いで体を反転させたダルビッシュは右拳を2度振り下ろし、同僚の一塁リゾが「獣のようだった」と振り返るほどの大声でほえた。

 「今は制球も切れも人生でベスト」。その言葉に自信がみなぎる。2試合連続2安打以下の無失点は渡米8年目で初。2試合連続で無失点も5年ぶり2度目。5回2死まで無安打投球を演じた右腕は、英語インタビューでも「ほぼ120%。何も必要ない。パーフェクトで全てがそろっている」と胸を張った。

 ようやく勝った。14試合ぶりの白星だ。それでも、「別に気にしていない。ここまできたらどうでもいい」と淡々。ただ、14度目の登板で手にしたホーム初白星には「周りが意識しているようなところがあった。みんなも楽になる」と安堵(あんど)した。

 昨年2月に6年総額1億2600万ドル(約136億800万円)の超大型FA契約を結んだが、昨季は故障続きで登板8試合のみ。今季も開幕から8試合で計36四死球と制球がボロボロで、不要論さえ叫ばれた。

 一時は10試合連続で勝ち負けが付かない珍事もあった。この日、「勝ったら公表しようと思っていた」と、聖子夫人が11月に女児を出産予定であることを告白。「やまない雨はない、という言葉は大嫌い。僕らは自然ではない。ほっておけばずっと雨。常に研究して(打開する)ってことを肝に銘じている」。メジャー通算60勝も、その力からすればまだまだ物足りない。球場に響いた「ユーイング」の声援は、完全復調の証明だ。

 

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