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【大リーグ】

5.5差 ナ・リーグ中地区「夏を制した者が勝つ」

2019年7月17日 紙面から

◇AKI猪瀬コラム「MLBへの扉」

 オールスターが終わり、いよいよポストシーズン進出争いが激化する後半戦が始まりました。ア・リーグは、地区首位チームが堅調な戦いを続けているので、後半戦はワイルドカード2枠の争いが注目になるでしょう。一方、ナ・リーグは、ドジャースの独走で完全無風状態の西地区以外は、混戦。東地区は、6月に月間20勝8敗を記録したアトランタ・ブレーブスが独走かと思われましたが、ナショナルズの猛追が始まっています。

 5月23日時点でナショナルズは、リーグワースト2位となる19勝31敗。この時点で首位とは10ゲーム差の4位。大エース・シャーザーのトレード話が盛んに報道されるようになりました。しかし、その後、先発陣が急速に調子を上げ、5月24日以降、メジャー全体1位となる30勝11敗を記録、地区優勝争いにカムバックしてきました。

 現地18日から敵地アトランタでの4連戦で勢いそのままに首位ブレーブスを破ることができれば、東地区はさらに混戦模様になるでしょう。しかし、この4連戦を含み、7月予定の直接対決7試合で大きく負け越すようだと、一度は絶ち消えたシャーザーのトレード話が再燃しそうです。

 メジャー6地区で最激戦区が、首位カブスと最下位レッズとのゲーム差がわずか5・5ゲームの中地区です。そこでカギを握っているのが、現時点で2位の名門カージナルス。7月にピッツバーグと7試合、レッズと4試合、そして、カブスと2試合の同地区対決が組まれており、下位2チームをたたければ、地区優勝争いに照準を合わせられますが、負け越すようだと、中地区の混戦に拍車がかかります。

 「夏を制した者が勝つ」と言われるメジャーリーグ。はたしてどのチームがフィールドの中の勝負とトレード市場を制するのでしょうか、いよいよ、熱い夏が始まります。 (大リーグ・アナリスト) 

 

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