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【大リーグ】

急死スカッグス追悼試合でエンゼルスが“継投ノーノー”

2019年7月14日 紙面から

1回裏、左前打を放つ大谷(共同)=アナハイムで

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◇エンゼルス13−0マリナーズ

 エンゼルスの大谷翔平選手(25)は12日、アナハイムでのマリナーズとの後半戦初戦に「3番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打1得点、1四球1三振で8試合連続安打とした。この日は1日に27歳で急逝したスカッグス投手の追悼試合だったが、コール、ペーニャ2投手の継投でノーヒットノーランを達成し、13−0で大勝した。

 6月30日以来の本拠地となったエンゼルスにとって、歴史的な夜となった。遠征先のテキサス州で亡くなった故人をしのび、大谷ら選手や首脳陣はスカッグスの背番号45のユニホーム姿。式典では45秒の黙とうで祈りを捧げた。それぞれが特別な思いで臨んだ追悼試合。メジャー史上13度目、球団としては2度目となる継投での無安打無得点試合を成し遂げた。

 コールがオープナーで2イニングを投げ、3回から登板のペーニャは5回に四球で走者を1人出しただけ。「天使(=スカッグス)が僕らを見守ってくれている」と話し、導かれるように偉業に向かってアウトを積み重ねた。攻撃陣は今季最多タイの13得点。初回はトラウトの2ランで先制すると、3番大谷がカウント2−2と追い込まれながらも内角カットボールを左前へ落とす。メジャー自己最長タイの8試合連続安打で打線を加速させ、後続の連打で生還。打者一巡7点の猛攻に加わった。

 試合後、選手たちは自発的にマウンドへ。大谷は同僚とともにユニホームを脱ぎ、誰からも慕われた左腕の“仕事場”にそっと置いた。スカッグスと同期入団でこの日6打点のトラウトは、共同電によれば「誕生日は7月13日。天国では『We’re nasty(俺たちはすごい)』と(口癖を)言っているはず。最高のしのび方だ」とコメント。13日に28歳の誕生日を迎えるはずだった仲間へ思いを寄せ「強い気持ちをもって一丸になれば、素晴らしいチームになる」と決意を口にした。

 

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