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【大リーグ】

ダル、42年ぶりメジャー珍記録 10戦連続勝ち負けつかず…

2019年6月23日 紙面から

メッツ戦の6回を投げ終え、厳しい表情でベンチへ戻るカブスのダルビッシュ=シカゴで(共同)

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◇メッツ5−4カブス

 米大リーグは21日、各地で行われ、カブスのダルビッシュ有投手(32)は地元シカゴでメッツ戦に先発。6イニング4安打4失点、6奪三振で勝敗はつかず、チームは4−5で逆転負けした。ダルビッシュの「10試合連続勝ち負けつかず」は、42年ぶりのメジャー最長タイ記録となった。エンゼルスの大谷翔平選手(24)は、敵地セントルイスのカージナルス戦で1−2の7回1死一、二塁から代打で出場し、見逃し三振に倒れた。試合は1−5で敗れた。

 珍記録を自ら手繰り寄せてしまった。2回、ダルビッシュは自らの右前タイムリーで2−1と勝ち越した直後に逆転2ランを被弾。5回、メジャー自身初のマルチ安打となる中前打などで4−3と再逆転した直後の6回も、真ん中の落ちないスプリットでソロアーチを浴びた。結局、同点で降板。球団公式サイトによれば、「10試合連続で勝ち負けつかず」は、オープナーを除く先発投手では1977年フィリーズのランディ・ラーチ以来となるメジャー珍記録だった。

 「勝ちも負けもしないのってのがすごい。何のためにいるのかっていう感じがする。もちろん勝ちにはいくが、ここまで来たら1回ぐらい歴史に名を残してもいい」。試合後、タイ記録の一報を知らなかったダルビッシュは自虐的に苦笑した。

 援護直後の失点続きに、マドン監督は「まず、試合をリードしたら、それを守らなきゃいけない。援護の後のイニングがネックになっている」と苦言を呈した。ダルビッシュ本人も「チームが得点した後、たくさん失点するのは知っていた」。10日のロッキーズ戦も4点を先制してもらった直後に2ラン2本を打たれ、「ここ5、6試合は援護してもらった直後に点を取られている感じ」と語っていたが、その傾向が改善されない。

 球団地元紙シカゴ・サンタイムズ(電子版)は「チームは2度もリードを渡したのに、そのたびにダルビッシュは十八番を披露し、あっという間に追いつかれる。ここまでくれば、次回は古き良き『敗戦投手』の肩書がつくとリフレッシュできるかもしれない」と、強烈に皮肉った。

 

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