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【大リーグ】

大谷、高校の先輩・菊池から今季6号

2019年6月10日 紙面から

4回、菊池(手前)から3者連続となる本塁打(自身今季6号)を放つ大谷(奥)=アナハイムで(社英夫撮影)

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◇エンゼルス12−3マリナーズ

 【アナハイム小林信行】米大リーグは8日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平選手(24)は地元アナハイムで岩手・花巻東高校の3年先輩、マリナーズの菊池雄星投手(27)とメジャー初対決。4回の第3打席で、3者連続アーチの最後を締める6号ソロを左中間に放った。3番・指名打者で先発し、対菊池は3打数2安打。試合全体では5打数3安打、2打点3得点だった。菊池は3試合連続となる今季自己最短の3イニング1/3でKOされ、9安打で今季ワーストの7失点(自責6)。自身3連敗の4敗目(3勝)を喫した。

 先輩を完膚なきまでにたたきのめした。4回だ。2者連続被弾から立て直そうとする菊池の初球、甘く入ったカーブを逃さなかった。持ち味の左中間方向への力強い打球。「入るか入らないか分からなかった」。本拠地を熱狂させた球団3年ぶりの3連発。ベンチに戻った大谷が、両腕の筋肉を誇示するマッスルポーズで笑顔を見せた。

 この日が来るのを待っていた。同郷で母校の先輩とのメジャー初対決。前回、菊池が登板した5月30日の試合でスタメンを外れている大谷は「楽しみではあった」と言った。

 1回、注目の初球は151キロ直球が頭部近くを襲ったが、冷静だった。3球目に首を振ってスライダーを投じた左腕を「熱くなってストレートだけっていう感じでもない」と分析。2回1死一、二塁の好機で打ち損じたカーブを次の打席で本塁打にして「軌道を確認できたのはよかった」と満足感を漂わせた。

 この日の大谷は1回に内野安打で3点を奪う攻撃の口火を切り、5回には二塁打で加点。今季2度目の3安打固め打ちで、勝利の立役者となった。

 最近8試合で4本塁打。量産態勢に入った大谷と菊池との再戦は、早ければ7月にも実現する。日本時代を含めて通算対戦成績は8打数4安打の打率5割。「特別な気持ちは何回やっても持つんじゃないかなと思います」。次なる戦いに向けてさらに感覚を研ぎ澄ます。

◆元竜戦士の対決以来

 メジャー日本選手が日本投手からアーチを放ったのは、当時カブスの福留孝介(現阪神)が2009年7月8日、ブレーブスの川上憲伸から7号ソロを放って以来(米紙ロサンゼルス・タイムズ調べ)。ただし、川上は6イニング4安打1失点でシーズン5勝目(6敗)を挙げた。また、同窓生によるメジャー投打対決は07年6月16日、パイレーツの桑田真澄と、ロッキーズの松井稼頭央(現西武2軍監督)以来、史上2度目。PL学園高で学年が7つ上だった桑田が、6回の1打席で二ゴロに仕留めた。 

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