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【大リーグ】

オリオールズから指名のラッチマン 捕手で史上6人目の全体1位 MLBドラフト

2019年6月5日 紙面から

◇AKI猪瀬コラム「MLBへの扉」

 3日間で1200人以上の選手が指名されるMLBのドラフトが米時間3日から始まりました。栄えある「全体1位」としてオリオールズから指名されたのは、強打のスイッチヒッター、アドリー・ラッチマン捕手(オレゴン州立大)でした。捕手の全体1位指名は2001年のジョー・マウアー(元ツインズ)以来史上6人目(7度目)です。

 全体1位候補として早くから注目されていた同捕手は「クレージーな一日になった。伝統あるオ軍に指名され、とても名誉に感じている。一日でも早くチームに貢献できるように最大限の努力をしたい」と抱負を語りました。

 一方、同捕手を指名したオ軍のエリアスGMは「何から話せばいいのか。そのくらい素晴らしい。打者としても捕手としても最高の選手」と評しています。アストロズの低迷期にスカウト部長として12年にコレア遊撃手獲得に尽力した同GMは「ア軍はドラフト戦略の成功で現在の黄金期の礎を築いた。まさに現在のオ軍と似た状況。ラッチマンのグラウンド内外での統率力は再建モードにあるオ軍にとって、とても重要と確信している」と満足そうに語りました。

 全体2位でロイヤルズから指名を受けたボビー・ウィットJr.の父親は、投手としてMLBで16年間プレーしました。父親も1985年ドラフトでレンジャーズから全体3位で指名を受けているので、ドラフト史上9組目の「親子でドラフト1位指名」となりました。その父は「小さなころからリビングで木製バットを振り回していた。彼がバットで部屋の壁に空けた大きな穴は今も記念として残してある」と感慨深そうに語りました。

 さて、近年ではブライス・ハーパー外野手(フィリーズ)に匹敵する逸材と称されるラッチマン。ドラフト直前の試合では満塁で申告敬遠を受けるなど、全体1位指名選手にふさわしい数々の逸話を持ちますが、その真価を証明するのはこれからとなります。 (大リーグ・アナリスト)

 

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