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【大リーグ】

「すごく大事な日」 雄星、待望のシアトル初白星

2019年5月21日 紙面から

ツインズ戦に先発し、6イニング3失点で3勝目を挙げたマリナーズ・菊池=シアトルで(共同)

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◇マリナーズ7−4ツインズ

 米大リーグは19日、各地で行われ、マリナーズの菊池雄星投手(27)はシアトルでツインズ戦に先発。6イニングを5安打3失点(自責1)、6奪三振にまとめ、本拠地初勝利となる今季3勝目(1敗)を挙げた。マリナーズは7−4で勝ち、連敗を3で止めた。エンゼルスの大谷翔平選手(24)は地元アナハイムでロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で先発。3打数無安打で連続試合安打は6で途切れた。

 単なる1勝より、はるかに収穫は大きかった。菊池は直球が最速96・4マイル(約155キロ)と走ったおかげで宝刀スライダーも生き、6奪三振。5回こそ連続四球に2失策が絡んで3失点したが、攻撃陣が逆転した直後の6回は2三振を奪うなど三者凡退でピシャリ。ホーム5度目(うち1試合は1イニングの短縮先発)の登板で待望の初勝利を手にした。

 「これから僕がメジャーリーグで生き残るためにも、すごく大事な日だった。今後にも絶対生きると思う」。自ら試金石と設定した一戦を乗り越えた。相手のツインズは前日までメジャー史上3位の「開幕45試合84本塁打」、直球に対する打率はメジャー全体2位の3割1分6厘をマークしていた強力打線。「ストレートに強い相手にどれくらい通用するのか、楽しみにしていた」。試合前のゲームプランは、直球による内角攻め。菊池は「意気に感じた。真っすぐを狙われる中でいかに抑えられるか」と真っ向勝負を挑み、十分な成果を手にした。

 これで4試合連続7度目のクオリティー・スタート(6イニング以上を自責3以下)となり、今季に限れば田中の6度を抜いてメジャー日本投手単独最多。防御率3・43はリーグ新人2位だ。さらに8日(2連敗)、13日(4連敗)に続く登板3試合連続で連敗ストッパーとなった。

 サービス監督は「素晴らしい適応力だ。5月終盤のこの時期に、既に連敗ストッパーとなっている。『もう黒星はいい』と立ち上がる先発投手が必要な中、まさに彼がそうだ」と感謝、感激。マ軍はここ20戦15敗と悪戦苦闘している。一方、菊池の直近6先発でチームは5勝。27歳の新人が救世主となりつつある。

 

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