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【大リーグ】

ワンマンショー! マエケン12K&V打「理想の投球」

2019年5月17日 紙面から

パドレス戦の2回、右前へ2点適時打を放ったドジャースの前田は一塁上で喜ぶ=ロサンゼルスで(社英夫撮影)

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◇ドジャース2−0パドレス

 日本の右腕2人が奪三振ショーを演じた。米大リーグは15日、各地で行われ、ドジャースの前田健太投手(31)は地元ロサンゼルスでのパドレス戦に先発し、6イニング2/3を3安打無失点、オール空振りの12奪三振で5勝目(2敗)。2回には決勝の2点適時打も放った。カブスのダルビッシュ有投手(32)は敵地シンシナティでレッズ戦に先発し、5イニング1/3を5安打2失点。勝敗は付かなかったが、メジャー自己最多の見逃し5つを含め、2年ぶりとなる2桁の11三振を奪った。

 まさに「ワンマンショー」。大リーグ公式サイトが報じた通りの独壇場だ。7回、ロバーツ監督がここまで85球の前田を降板させるためマウンドに歩くと、本拠地ファンは「代えるな」と異例の大ブーイング。ベンチに戻る右腕には一転して総立ちの拍手となり、歓声は最高潮に達した。

 文句なしだった。「理想の投球ができた」と自賛したように、メジャー4年目で3度目となる12奪三振。その全てを空振りで仕留めた。直球、スライダー、チェンジアップと前田の3本柱はいずれも制球が抜群。「全ての球をコントロールできて、思い通りに振らせることができた」と胸を張った。「12奪三振で無失点」は2018年5月23日以来メジャー2度目だった。

 打撃でも見せた。2回2死二、三塁で右翼線にポトリと落ちる適時打。チームの全得点をたたき出し、「バットに当てれば、何かが起きるということ」と笑った。この日は2安打。「12奪三振以上、2安打以上」は1990年6月4日のラモン・マルティネス以来、球団29年ぶりだった。

 投打に大車輪の働きでチーム最多5勝目をマークした背番号18にはロバーツ監督も感服。中継した米放送局SNLAによると「これよりいい投球なんて想像もつかない。打席でも、あの一振りが試合を決めた。本物のアスリートだ」と賛辞を惜しまなかった。海を渡って4年目。前田はまだ進化を続けている。

 

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