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【大リーグ】

ダル、悪魔から天使のピッチングで2勝目

2019年4月29日 紙面から

ダイヤモンドバックス戦に先発し、今季2勝目を挙げたカブスのダルビッシュ=フェニックスで(社英夫撮影)

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◇カブス9−1ダイヤモンドバックス

 米大リーグは27日、各地で行われ、カブスのダルビッシュ有投手(32)は敵地フェニックスのダイヤモンドバックス戦で今季2勝目を挙げた。2回までに56球を要する苦しい立ち上がりを乗り切ると、今季最長の6イニングを2安打1失点、8奪三振と好投。「この試合がターニングポイントになるかもしれない」と前向きに語った。試合はカブスが9−1で大勝した。

 2回までは悪魔、3回から天使−。まるで別人だった。ダルビッシュは制球難で2回までに56球を費やして4四死球。打席に立つゴッドリー投手の頭の後ろを通す大暴投まであった。だが、3回以降は快投。「この試合がターニングポイントになるかもしれない。最後の4イニングは、これまでの5試合ではなかった感覚だった」と白星以上の手応えを口にした。

 ポイントとなったのは2回の最後に投じた91マイル(約146キロ)のスプリット。空振り三振を奪った際に「投げ方が良く、同じ感じで他の球も投げてみたら3回以降はすごく良くなった」。最終的には4者連続など今季最多タイの8奪三振。2年ぶりに110球を投じ、今季初のクオリティースタート(6イニングを自責点3以下)もマークした。

 ダルビッシュの説明では、「上からたたきつけるような感じ」で「自動的にストライクゾーンに行くような投げ方を見つけた」という。スプリットを投げるヒントをくれたのは、初バッテリーを組んだデービスだった。ダルビッシュは「結構、遊び心がある人かな」と感謝し、その女房役は「3回以降はすごかった。あれこそユウだ」と感心した。

 制球難克服のヒントをつかみ、今季2つ目の白星も手に入った。「次の目標? 7回」。最後はいたずらっぽく笑ったダルビッシュが、いよいよ本来の姿に戻りそうだ。

 

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