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【大リーグ】

出るか82年ぶりナ三冠王! イエリチ&ベリンジャー、高次元の争い

2019年4月24日 紙面から

◇AKI猪瀬コラム「MLBへの扉」

 昨季ア・リーグMVPのベッツ外野手(レッドソックス)がもがき苦しんでいるのに対し、ナ・リーグMVPのイエリチ外野手(ブルワーズ)は、昨季を上回る勢いで打ちまくっています。24試合で打率3割3分7厘、13本塁打、31打点をマークし、本塁打と打点はメジャー全体の1位。本人は「なぜ、好調なのかは分からない。ただ、毎日のルーティンをしっかり実行できていることが、好調の秘訣(ひけつ)かもしれない」と、非常に謙虚です。大リーグ公式ホームページによると、この成績を維持したら、今季の成績は何と、92本塁打、218打点になるそうです。

 イエリチ同様に開幕ダッシュに成功したドジャースのベリンジャーは、打率が4割2分4厘でメジャー全体の1位、11本塁打、28打点は同じく2位。こちらもこのままのペースだと、74本塁打、189打点、243安打となります。

 机上の計算では、とんでもない成績となる選手は他にもいます。アスレチックスの本塁打王デービスは現在10本塁打、21打点で、シーズン68本塁打、142打点に。開幕から4勝負けなしのレイズ・グラスノー投手は29勝0敗。早くも10セーブのタイガース・グリーン投手は、97試合登板で、81セーブとなります。

 もちろん、ここで紹介した成績が現実となる確率は、限りなく0%に近いです。しかし、イエリチとベリンジャーの好調ぶりは、予想をはるかに越える高い次元で維持されているので、2人のどちらかが、1937年カージナルスのジョー・メドウィック以来となるナ・リーグの三冠王となるかもしれません。 (大リーグ・アナリスト)

 

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