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【大リーグ】

ただ弱いだけ…先発崩壊の王者レッドソックス

2019年4月17日 紙面から

◇AKI猪瀬コラム「MLBへの扉」

 今季、戦前の予想を良い意味で裏切っているのは、ア・リーグ記録のシーズン116勝を挙げた2001年に迫るペースで勝っているマリナーズでしょう。その逆に期待を大きく裏切っている代表格は、昨季ワールドシリーズを制したレッドソックスです。

 同じく開幕ダッシュに失敗した永遠のライバル、ヤンキースが「あれだけの故障者を抱えていれば仕方がない」と、言い訳ができるのとは対照的に、Rソックスは「ただ弱いだけ」のチームになっています。その最大の元凶は、崩壊状態の先発陣です。

 現在、先発陣の防御率は、メジャーワーストとなる防御率7・18。エースのセールが3試合で防御率9・00なら、2016年サイ・ヤング賞のポーセロも3試合で防御率11・12と大乱調。今季、同賞候補に挙げられていたセールは、昨季の速球の平均球速が約95マイル(約152・9キロ)でしたが、今季は最速で93マイル(約149・7キロ)程度。昨年7月以降、左肩の故障で2度負傷者リスト(IL)入りしているだけに、故障の再発がささやかれています。一方、昨季猛威をふるった攻撃陣では、リーグMVPのベッツが極度の不振に苦しんでいます。

 16日(日本時間17日)から、今季初となるヤンキースとの2連戦がヤンキースタジアムで始まります。その初戦の先発が予定されているセールは「メジャーリーグ史上、最大のライバル対決。他の先発試合とは、違うエネルギーが発揮される。スタジアムの雰囲気、ファンの熱気、全てが特別だ」と燃えていますが、名門対決を制して復調していくのは、どちらのチームになるでしょう。 (大リーグ・アナリスト)

 

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