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【大リーグ】

イチロー、国民栄誉賞3度目辞退 「人生の幕を下ろした時に」

2019年4月6日 紙面から

 現役引退したイチロー元外野手(45)が、国民栄誉賞の受賞を辞退すると代理人を通じて日本政府に伝えた。菅義偉官房長官が5日の記者会見で明らかにした。打診に対してイチロー側から「人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます」との返答があったと説明し、授与を見合わせると表明。イチローの受賞辞退は3回目となる。

 3月21日にマリナーズの外野手として東京ドームでの公式戦に出場後、引退を表明。政府は日米で長年活躍した実績を高く評価し、国民栄誉賞授与を検討していた。菅官房長官は「本人の気持ちを尊重し、今般の現役引退に伴う検討を見送ることにした」と述べ、「これまでも多くの方に夢や希望を与え続けてきたスーパースターであり、国民と共に今後の活躍を楽しみにしたい」と語った。

 イチローは首位打者やア・リーグMVPなどに輝いたメジャー1年目の01年と、歴代最多のシーズン262安打を放った04年に受賞の打診を受けた。01年は「まだ若いので、できれば辞退したい」と政府に伝え、04年は謝意を示した上で「野球生活を終え、本当にやり切った時に、もしいただけるならば大変ありがたい」とした。

 プロ野球界では通算1065盗塁をマークした阪急の福本豊が、大リーグ通算最多記録(当時)を抜いた1983年に打診されたが、「手本になるような人間ではない」との理由で辞退している。

 

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