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【大リーグ】

開幕戦はサイ・ヤング賞1、2位対決に注目

2019年3月27日 紙面から

◇AKI猪瀬コラム「MLBへの扉」

 大リーグは3月28日(日本時間29日)に米国内での開幕シリーズが始まります。日本人メジャーリーガーでは、ヤンキースの田中投手が日本人投手では史上最多となる通算4度目の開幕投手を務めます。過去3回の登板では残念ながら勝ち星を挙げていませんが、今回の対戦相手は、今季に限れば、メジャー全30球団中最弱評価のオリオールズなので、開幕戦初勝利が期待できます。

 その他の開幕戦では昨季のサイ・ヤング(CY)賞投票1、2位が投げ合うアストロズ−レイズ、メッツ−ナショナルズの2試合が注目です。

 レ軍はスネル、ア軍はバーランダー。バーランダーが開幕投手を務めるのは11回目(歴代10位タイ、1位はメッツなどで活躍したトム・シーバーの16回)となります。メ軍の先発は史上最も少ない勝ち星でCY賞を獲得したデグロム、ナ軍はシャーザー。スネルとデグロムはともに初の大役となります。

 シャーザーは4回目ですが、昨季のレッズとの開幕戦では「開幕投手で10奪三振以上&1与四球以下」という史上22回目の快投を演じました。

 野手陣まで含めたチーム全体で見ると、メ軍−ナ軍戦の方が注目度は高くなります。新人ながらオープン戦(出場17試合)で打率3割6分、4本塁打を記録し、開幕1軍入りが濃厚なメ軍のP・アロンソ一塁手は昨季、マイナーで36本塁打&119打点を記録してマイナー全体の2冠王。ナ軍のV・ロブレス中堅手は昨年9月、21歳でメジャーデビュー。チームメートで昨季新人王投票で2位だったソトや、新人王のアクーニャ(ブレーブス)以上の才能を秘めている逸材と高評価を受けています。

 開幕戦から順調に試合に出続ければ、今季のナ・リーグ新人王争いは、アロンソとロブレス、そして、パドレスのタティスJr.の三つどもえの争いになるでしょう。

 さて、今季はどんなドラマが待ち受けているのでしょうか。長く熾烈(しれつ)な戦いがまた始まります。 (大リーグ・アナリスト)

 

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