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【大リーグ】

イチロー、最後も2三振でOP戦通算打率まさかの8分締め

2019年3月15日 紙面から

ジャイアンツ戦の2回、空振り三振に倒れるイチロー(手前)

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 【ピオリア(米アリゾナ州)小林信行】マリナーズのイチロー外野手(45)は13日(日本時間14日)、ジャイアンツとのオープン戦に「7番・DH」で出場し、2打数無安打。18打席連続無安打で1割に満たない打率8分とし、メジャー19年目のキャンプを打ち上げた。

 イチローは約1カ月のキャンプを振り返り、「終わったなという気持ちですよ」とだけ話し、多くを語らず。2017年は他の選手との衝突による腰のケガ、昨年はふくらはぎ痛で別メニュー調整。3年ぶりの“完走”にも「僕が言うことじゃないね」と素っ気なく、答えただけだった。

 キャンプ地最終戦となったこの日は2打席連続三振。メジャー76勝左腕のホランドに封じられ、オープン戦12試合28打席で9個目の三振を喫し、打率をさらに落とした。

4回の見逃し三振=ピオリアで(いずれも社英夫撮影)

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 試合前にはサービス監督が東京ドームで行われるアスレチックスとの開幕2試合(20、21日)で45歳のベテランの起用を明言。「彼は日本での試合に向けて準備するだろう」と期待を寄せた。だがイチローは「出られる状態にしたいね、早くね」と、納得のいく打撃感覚を取り戻せていないことを示唆。プレシーズンゲーム2試合の出場には「分からない」とした。

 メジャー19年目の開幕まであと5日。これまで苦しみながらも数々の記録を打ち立ててきたイチローが、時間と戦いながら調整を続けていく。

◆ベンチ入りに米紙が反発!

 イチローが不振でも日本開幕シリーズに出場することに、13日の米紙コーダリンプレス(電子版)が反発した。「マリナーズの東京遠征はイチロー一色だ。儀礼的に2試合でプレー後、もう一度現役引退する。だったら、もう一つメロドラマがあってもいいはずだ。開幕戦はヘルナンデスにボールを渡せ」

 マ軍の開幕投手は、昨季まで10年連続で務めたヘルナンデスではなくゴンザレスに決定済み。発表の際、サービス監督は「チームにとって何がベストかを実行するため感情はなるべく排除した」と語ったが、同紙は「冷徹なビジネスで開幕戦に勝つため『感情を排除』するならば、45歳のイチローは何なのだ。唯一、感情を除けば、彼は大リーグのベンチ入りと完全に無縁だ」と批判した。

 

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