トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

イチロー、今季初盗塁 2017年9月以来514日ぶり

2019年2月26日 紙面から

ロッキーズ戦の2回、二盗を決めるイチロー(右)=スコッツデールで(社英夫撮影)

写真

◇オープン戦 マリナーズ4−2ロッキーズ

 【スコッツデール(米アリゾナ州)小林信行】米大リーグは24日、各地でオープン戦が行われ、マリナーズとマイナー契約のイチロー外野手(45)が当地のロッキーズ戦に「6番・左翼」で先発出場。2回に四球の後に二盗を決め、後続の安打で生還した。1打数無安打1得点。5回の守備から交代し、チームは4−2で勝った。キャンプでは、マリナーズの菊池雄星投手(27)が25日(日本時間26日)にオープン戦初登板を控え、マウンドから軽めに投げるなどした。

 衰え知らずの脚力だ。イチローが17年9月28日のブレーブス戦以来、514日ぶりに実戦で盗塁を記録した。

 計画的なスチールだった。スライドステップを苦手とする相手右腕の弱点をきっちり突く。2回、四球で出塁したイチローが次打者の2球目に完璧なスタートを切った。

 二塁を陥れた瞬間、敵地ファンは拍手と歓声。昨季はメジャーデビュー以来初めて盗塁がなかった。「いつ以来ですかねぇ」。試合後のクラブハウスで45歳のイチローが自身最後の盗塁を思い返した。完璧に見えた足技にも本人は「いや、全然、(前に)進んでないです」と“ダメ出し”。「いつも通り、この時期は進まないです」と冷静に分析した。

 3月20日の開幕戦までオープン戦の出場機会は限られている。積極的に走ろうという意識について「なかったら走らないでしょ。そらそうでしょう」と即答した。マイナー契約から、開幕ベンチ入りを目指すベテランがこの日は走塁でアピール。サービス監督は「51番がやれることは知っている。素晴らしかった」と最敬礼だ。

 イチローにとって、45歳という年齢は単なる数字。「安易な責任のない意見。そういうものを裏切りたい」。キャンプ初日に口にした言葉を、背番号51がプレーで実証していく。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ