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【高校野球】

阪神1位西からサイクル打った"エースキラー"県岐阜商・佐々木は鍛治舎監督が「指導した中でトップ級」

2020年1月29日 0時4分

選抜高校野球大会へ向け意気込む県岐阜商の佐々木

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◇センバツ高校野球企画「春の主役に立候補」

 第92回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)に出場する32校が出そろった。中部地区から出場するチームの注目選手を紹介する。

  ◇ ◇ ◇

 相手が強者であればあるほど燃えるのが男の本能というもの。県岐阜商打線の中心に座る主将の佐々木泰内野手(2年)は“エースキラー”の異名を持つ。「すごい投手ほど打ってやろうと思う」。その言葉通り、各校の好投手を打ち崩してきた。

 2018年の10月だった。県岐阜商のグラウンドで行われた練習試合。相手は後に阪神ドラフト1位で入団した創志学園の西。直前の甲子園で鮮烈なデビューを飾った右腕に対しなんと5打数5安打。しかもサイクルヒットのおまけつき。「あれで自信になった」と胸を張る。さらに昨年5月にはヤクルトドラ1の星稜・奥川とも対戦。こちらも4打数4安打と打ち込んだ。

 鍛治舎巧監督(68)をして「これまで指導した選手の中でもトップクラス」と言わしめる強打者。高校通算34本塁打の長打力だけでなく右方向にも強い打球が飛ばせる。参考にするのは楽天の浅村だ。「逆方向に大きい当たりが打てるし、勝負強い」。どっしりと構え、どの球に対してもフルスイングすることを今年の春先から意識。スタメン全員がスイングスピード145キロを超える打線の中心を担う。

 同校が5年ぶりに戻る聖地。佐々木は兵庫・明石商の中森ら同世代のエースとの対戦を待ちわびる。特に意識するのが愛知・中京大中京の高橋だ。東海大会決勝で対戦し2打数1安打ながら「打ち崩すことができなかった。甲子園ではやり返したい」と負けん気がのぞく。

 「甲子園では3本はホームランを打ちたい。チームの勝利に結び付くように」と意気込む。各地区のエースを打ち砕き、令和最初となるセンバツの頂点を目指す。

 ▼佐々木泰(ささき・たい) 2002(平成14)年12月24日生まれ、岐阜県大垣市出身の18歳。179センチ、77キロ、右投げ右打ち。小学1年から小野野球少年団で野球を始めた。中学時代は岐阜ボーイズに所属し投手兼三塁手。県岐阜商では1年春から4番。高校通算34本塁打の強打に加え投手としても最速143キロを計測する。中学までは月に2、3回はドームに足を運ぶほどの竜党で現在は中日・大島のファン。

 

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