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【グラニュース】

幹がしっかりできたJ1名古屋『新戦力』MF阿部の守備陣を分散させるポジショニングで両サイドを有効活用できた

2020年2月16日 20時47分

名古屋―鹿島 後半、ボールを奪う名古屋・米本(右)。左端は丸山

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[吉田光範評論]◇16日、ルヴァン杯A組第1節 ○名古屋1−0鹿島●

 リーグ戦開幕1週間前でフィジカル面、テクニカル面とも順調に整備されている印象を受けた。無失点で勝ち切れて自信にもなるだろうし、いい形で開幕を迎えられそうだ。

 全体を見て感じたのは、まず幹がしっかりできたこと。GKランゲラック、丸山、中谷のセンターバック、米本、稲垣のダブルボランチ、そしてトップ下の阿部。特に、新戦力の阿部は、ゲームをコントロールする存在感を示した。攻撃的な守備を実現するために、最初にアクションを起こす役割をこなし、攻撃ではサポート役として気の利いた動きをした。

 ボールに絡む機会は決して多くないが、グランパスの強みであるサイド攻撃を生かすために、相馬やマテウスにボールが入ったときに、阿部は鹿島の守備陣を分散させるようなポジションを取る。2人が、スピードを生かして突破しやすい状況をつくっていた。

 ポジションチェンジや早めのクロスなどで攻撃の精度を高めていければ、相手に脅威を与えると同時に、カウンターを受けるリスクも減らせる。(元日本代表MF)

 

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