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【グラニュース】

“続投”フィッカ監督に名古屋サポーターがブーイング、最終戦も敗れ…就任8戦わずか1勝のみ

2019年12月8日 紙面から

試合後のシーズン最終戦セレモニーでサポーターにあいさつする丸山(手前)=豊田スタジアムで(浅井慶撮影)

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 名古屋グランパスは鹿島に0−1で敗れたが13位で残留が決まった。シーズン途中に就任したマッシモ・フィッカデンティ監督(52)が来季も指揮を執ることが決定的となった。勝ち点3差で迎えた首位横浜Mと2位FC東京との直接対決は、横浜Mが3−0で制し、15年ぶり4度目のリーグ制覇を決めた。横浜Mの仲川とマルコスジュニオールが15ゴールで得点王に輝いた。16位湘南は松本と引き分けて浮上できず、J2との入れ替え戦に当たるJ1参入プレーオフに回った。

 笑顔で残留、なんてサポーターが許すはずがない。試合後のセレモニーでは、小西社長、フィッカデンティ監督に場内からブーイング。不穏な雰囲気が漂った。

 就任後の8戦を1勝3分け4敗で終えた指揮官は「皆さんが幸せな状況で私の話を聞けないのは、当然だと思っている。私も、選手も、受け止めないといけない」と、厳しい声を胸に刻んだ。

 最後まで勝てなかった。前半43分にオウンゴールで先制を許し、攻撃は無得点。9月の風間監督解任から“残留仕様”になったチームの攻撃力は、鳴りを潜めた。「攻守一体の攻撃サッカー」を掲げたクラブのビジョンと現状のズレは、サポーターの不満を募らせた。

 結果的に入れ替え戦に回る16位・湘南との勝ち点差は1という薄氷の残留だった。後半の17戦は2勝6分け9敗。主将就任イヤーだったDF丸山は「勝って終わりたかった。ピッチでのリーダーをやっているのは僕。申し訳なさと力不足を感じている」と唇をかんだ。

 試合後、小西社長は監督の去就について「その方向(続投)で考えています」と明かした。契約の細部を詰め、正式決定するとみられる。残留を果たした手腕を評価した上で「(来季は)攻撃的なサッカーをやってくれると信じている」と語った。

 

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